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「率直に悔しい」二大会連続の1500m銀メダルも高木美帆に笑顔なし「嬉しさより金を逃した悔しさが強い」【北京五輪】

THE DIGEST編集部

2022.02.07

1500mで二大会連続の銀メダルを獲得した高木美だが、金を逃した悔しさの方が強く笑顔はなかった。(C)Getty Images

1500mで二大会連続の銀メダルを獲得した高木美だが、金を逃した悔しさの方が強く笑顔はなかった。(C)Getty Images

 北京五輪3日目の2月7日、スピードスケート競技の女子1500mが行なわれ、日本勢のからは高木菜那、佐藤綾乃、高木美帆が出場。高木美がこの種目で二大会連続となる銀メダルに輝いたほか、佐藤が4位、高木菜が8位に入り、全員が入賞を果たした。

 レースを終えた高木美は「悔しい。その思いだけです」と率直な気持ちを吐露。「前回のオリンピックは金メダルが獲れなかった悔しさと、メダルが獲れたことの嬉しさが入り混じった1500mだったんですけど、今回はメダルが獲れた嬉しさよりも、金メダルを逃した悔しさが強いなと思っています。それと同じくらい、金メダルを獲った(イレーン)ビュスト(オランダ)選手が強かったなとも思っているので、ハイレベルな戦いができたことは嬉しく思います」と話し、ライバルの強さを称えた。
 
 金メダルを期待されるプレッシャー、そしてそのなかでビュストが先にオリンピック記録を出したことについては、「どの選手がどんなタイムを出しても、私がベストを尽くすことには変わらないので、そのことに関するプレッシャーは感じませんでした。ただ、自分の実力が彼女より劣っていたということかなと思います」と語った高木美。この後出場する500m、1000m、そして団体パシュートで、悔しさを晴らしてほしいところだ。

構成●THE DIGEST編集部

【北京五輪PHOTO】スピードスケート女子1500mで2大会連続の銀メダル!日本勢最多通算4個目のメダルを獲得した高木美帆!

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