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高梨沙羅が“再起”への想いを明かす!「純粋に飛ぶことが好き」北京五輪で涙を飲んだジャンパーが現役続行を表明

THE DIGEST編集部

2022.06.17

北京五輪ではメダルが期待されるも、個人、混合団体で4位に終わった高梨が、現役続行を表明した。(C)Getty Images

北京五輪ではメダルが期待されるも、個人、混合団体で4位に終わった高梨が、現役続行を表明した。(C)Getty Images

 北京五輪で悲劇のヒロインとなったスキージャンプの高梨沙羅が、現役続行を決意したと自身のインスタグラム(@sara.takanashi)で報告した。

 平昌五輪で銅メダルを獲得した日本のエース。日本国民の期待を背負い今年2月の北京五輪に出場。だが個人戦ではメダルまであと一歩の4位に留まった。気持ちを切り替えて臨んだはずの混合団体戦では、1本目後にスーツ規定違反を告げられ失格に。気力を奮い立たせて飛んだ2本目はチームに貢献し4位に入るも、責任を感じた25歳は競技後には失意の底に沈んだ。

 自責の念に駆られた高梨は、その翌日にはSNSでこう謝罪していた。(原文ママ)

「今回、私の男女混合団体戦での失格で、日本チーム皆んなのメダルのチャンスを奪ってしまったこと、そして、今までチームを応援してくださった皆様、そこに携わり支えて下さった皆様を深く失望させる結果となってしまった事、誠に申し訳ありませんでした。私の失格のせいで皆んなの人生を変えてしまったことは変わりようのない事実です」

「謝ってもメダルは返ってくることはなく、責任が取れるとも思っておりませんが、今後の私の競技に関しては考える必要があります。それ程大変なことをしてしまった事深く反省しております」
 
 進退を悩みぬいた高梨は、6月17日に新たにSNSを更新。「ここ数週間、気持ちが定まらない中で合宿に入りました」と綴り出し、「試合へ向けた練習とゆうよりは、まだ飛べるのか自分の気持ちを確認したくて始まった合宿でしたが、トレーニングしている中で純粋に飛ぶことが好きだとゆうことを再確認できた時間でした」とコメント。そして再起の一歩を踏み出す決意を記した。

「今はまだ応援してくれている人たちの期待に応えられる自信は正直ないけれど、まずは自分の期待に応えられるよう日々練習を重ねチームに貢献できるよう精進したいと思います。。」

 前に向かってトレーニングを開始した高梨。五輪で味わった屈辱を晴らすビッグジャンプを見せてくれることを、楽しみに待ちたい。

構成●THE DIGEST編集部

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