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「妹は本当に14歳なのか!」国際大会で“初結成・初優勝”の卓球・張本兄妹に中国メディアも驚嘆!「すべて読まれていた」

THE DIGEST編集部

2022.08.06

張本智和(左)&美和(右)の“はりはり兄妹ペア”がチュニジアで開催中の国際大会で快進撃を見せている。(C)AFLO, Getty Images

 現地木曜日、チュニジアのチュニスで開催されている「卓球WTTコンテンダーチュニス」は大会4日目を迎え、国際大会で初結成となった張本智和(IMG)/美和(木下グループ)の兄妹コンビが混合ダブルス準々決勝に登場した。
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 1回戦でカザフスタン・ペアをゲームカウント3-0のストレートで下した張本兄妹は、ベスト8で中国の若手ペア、林詩棟/蒯曼組と対戦。この日も抜群の連携を見せ、第1ゲームを11―9でモノにすると、ミスを重ねる相手を尻目に第2、第3ゲームも11-9、13-11と接戦ながら連取し、2戦連続のストレート勝ちを収めた。

 さらに"はりはりペア"は5時間後に行なわれた準決勝でもブラジル・ペアに3-1で快勝。現地金曜日開催の決勝に駒を進め、台湾の馮翊新/陳思羽組と対戦した。結果はゲームカウント3-2で見事に初優勝! 初結成で初タイトルの偉業を成し遂げた。
 

 19歳と14歳の兄妹ペアが繰り広げる快進撃に、中国メディアも驚きを隠せない。ポータルサイト『新浪体育』は「中国の混合ペアは最悪の出来だった。競争力に乏しく、日本の若き兄妹ペアにいいようにやられた」と試合を評し、「妹の美和は本当に14歳なのか。実にパワフルでエネルギッシュだった」と称賛した。

 一方で敗れた中国ペアについては、「相手が変化に富んだサーブで揺さぶってきたのに対して、中国ペアのサーブは創造性に欠け、すべて読まれていた。サーブがあれでは勝てないだろう。もっと練習を積んで出直すほかない!」と吐き捨てた。

 兄の智和はシングルスこそベスト16で敗れたものの、木造勇人(個人)とのダブルスでも決勝に進出。妹の美和はさらに好調だ。長﨑美柚(木下グループ)と組んだダブルスでは惜しくも準決勝で中国ペアに敗れたが、シングルスでは堂々の決勝進出を果たしている。

構成●THE DIGEST編集部

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