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格闘技・プロレス

G1準決勝の全ブロック代表が決定! 連敗スタートから“大逆転”に内藤哲也は「余裕を持ちながらリングに上がった」【新日本】

どら増田

2022.08.17

Cブロック代表の切符を掴んだ内藤。2連敗スタートから大逆転での準決勝トーナメント進出だ。(C)新日本プロレス

Cブロック代表の切符を掴んだ内藤。2連敗スタートから大逆転での準決勝トーナメント進出だ。(C)新日本プロレス

 新日本プロレスは8月16日、28選手参加の4ブロック制で行なわれている最強戦士決定戦『G1クライマックス32』公式戦最終日を日本武道館にて開催。日本武道館ではこの日から3連戦で、17日に4ブロック覇者による準決勝トーナメントが開かれ、その勝者が18日に優勝決定戦の舞台で闘う。

 準決勝トーナメント出場をかけて各ブロックの代表を争う今大会。まず、第1試合では、首位が5人並ぶ大混戦となっているDブロックの公式戦として、ウィル・オスプレイとジュース・ロビンソンが激突。ヒドゥンブレードでオスプレイが3カウントを奪取し、準決勝進出に望みを残すと、続く第2試合で、鷹木信悟がエル・ファンタズモに敗れる波乱が発生したため、Dブロック代表はオスプレイとなった。
 
 第4試合のCブロック公式戦では、内藤哲也とザック・セイバーJr.が激突。内藤がゴング前に挑発すると、これに怒ったザックの襲撃を切り抜け、丸め込み合戦を仕掛けていく。するとザックは一気にザックドライバーの体勢に入る。しかし、内藤が首固めで切り返すと、なんとカウント3が入ってしまう。

 これでザックと同点首位になった内藤が、直接対決で勝利を収め、Cブロック代表の切符を掴んだ。2連敗スタートから大逆転で準決勝トーナメント進出となった内藤は、「ちょっと気持ちに余裕を持ちながら、きょうリングに上がりましたよ」とコメント。“これ以上、落とせない”という危機感から生まれた開き直りが吉と出たようだ。

 第6試合では、Bブロック代表の座を巡り、タマ・トンガと、IWGP世界ヘビー級王者のジェイ・ホワイトが激突。ジェイの指示により、バレットクラブからG.O.Dを追放したことにより遺恨へ発展した両者がついにシングル対決だ。

 タマは開始から怒りをあらわに攻め込むが、ジェイはマネージャーの外道を使いながら、ラフ殺法でタマを追い込んでいく。試合はタマのガンスタンと、ジェイのブレードランナーを巡る探り合いになったが、最後はタマのガンスタンが決まり、カウント3。タマが劇的な勝利を収め、直接対決の結果により、Bブロック代表を射止めた。
 
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