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格闘技・プロレス

復帰戦で大暴れの夏すみれ、旧知の大江戸隊、そして葉月に宣戦布告「ションベンくせえガキの集まりじゃねぇか」【スターダム】

THE DIGEST編集部

2022.11.27

スターダムに舞い戻った夏(右)は、リング上で思うがままに暴れまわった。(C)スターダム

スターダムに舞い戻った夏(右)は、リング上で思うがままに暴れまわった。(C)スターダム

 11月26日、ブシロード傘下の女子プロレス団体「スターダム」は、いろいろなスタイルのプロレスが見られるブランド『STARDOM in SHOWCASE vol.3』をとどろきアリーナで開催。第5試合では、ノー・ホールズ・バード・マッチ、葉月&夏すみれの元・大江戸隊コンビが、刀羅ナツコ&鹿島沙希の現・大江戸隊と対戦した。

 因縁は深い。そもそもナツコと鹿島がロッシー小川エグゼクティブプロデューサーの誘いで、夏が経営するバーを訪ねた際に、ナツコと鹿島が店のディスプレイを破壊する暴挙を敢行。夏の「弁償しろー」という声も虚しく、2人は夜の街に消えていったのがキッカケとなり、夏のスターダム復帰が実現。いない間に復帰した旧知の中である葉月とタッグを結成した。

 反則裁定なし、場外カウントなし、ロープエスケープなしの特別ルールで行なわれた試合は、葉月と夏が大江戸隊のボードを持って入場するなど、ゴング前からノスタルジックな雰囲気が漂った。しかし、STARSの飯田沙耶と羽南、大江戸隊の渡辺桃が介入したことで、両軍が入り乱れる大乱闘に発展。吸収がつかないと判断したレフェリーが試合を止めて無効とした。

 後味の悪い決着にナツコは吠える。かつてパートナーである夏に向かって「きょう闘って、よーくわかった! 夏、ずっとテメエの頭の中の記憶で生きてろよ。私は今の大江戸隊と前に進むだけなんで」と力強く宣言。

 すると、夏も「今の大江戸隊? ふざけんなよ。ションベンくせえガキの集まりじゃねえか。今の大江戸隊なんかよお、こっちから願い下げだよ!」と共闘を拒否。これを聞いた葉月が「私たちが大江戸隊にいたのは過去の話。今を全力で大江戸隊じゃない夏すみれと葉月で、これからも試合楽しんでいきたいです」とタッグ結成を呼びかける。
 
 しかし、夏は葉月を突き飛ばすと、「はあ!? あのさ、聞いてた? 私は、もう大江戸隊なんかどうでもいいんだよ。私は別に、葉月ちゃんに対してなんの、なんの恨みもないけどさあ…もう、思い出の中で生きたくない」と拒否。そして、今後の野望を語った。

「私はこのスターダムに2年ぶりに参戦してみて、私はもう大江戸隊の夏すみれとか、スターダムによく上がってる夏すみれだよねとか、この団体ありきが懲り懲りなんだよ! 私は、今の夏すみれで、夏すみれひとりで、このスターダムでフリーランスとして、のし上がっていくわ。だから、ごめん。葉月ちゃん、ごめん、アナタとは、ここでバイバイ」

 予期せぬ言葉に葉月はバックステージで、「夏さんがその気持ちなら、私は対角に立って夏すみれを潰す。絶対に許さない」と吐露。今度は対角線に立つと誓った。

 夏はフリーランスの選手だけを集めた興行も行なっており、今後はスターダムのリングも上手く活用していくことになりそうだ。

◆スターダム◆
『STARDOM in SHOWCASE vol.3』
2022年11月26日
神奈川・とどろきアリーナ
観衆 778人
▼ノー・ホールズ・バード・マッチ(時間無制限1本勝負)
葉月&夏すみれ(10分58秒 無効試合)刀羅ナツコ&鹿島沙希
※STARSと大江戸隊が乱闘し吸収がつかなくなったため。

文●どら増田

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