格闘技・プロレス

井上尚弥vsフルトンの合意報道に海外記者も興奮!「最高レベルの対決だ」「提供できるベストファイトのひとつ」と興味津々

THE DIGEST編集部

2023.01.20

スーパーバンタム級へ階級を上げた井上(左)。注目の集まっていた初陣で、いきなり王者フルトン(右)との対戦を見据えている。(C)Getty Images

 現地1月18日、ボクシング世界バンタム級の前4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は、スーパーバンタム級の初戦としてWBC、WBO同級王者のスティーブン・フルトンと交渉中だと、複数の米メディアが一斉に報道。さらに両陣営が今年5月に日本での世界戦を行なうことで合意したとも報じられた。

 今月13日にバンタム級で獲得した4本のベルトを返上し、スーパーバンタム級への階級上げを正式表明していた井上。次の相手が一体誰になるのかは注目が大いに集まっていた。

 そんななかで両陣営が一気に動き出したという今回のニュースには、海外記者からもさまざまな反応が寄せられている。

 まず、「フルトンとイノウエが、今春に日本開催の122ポンド(スーパーバンタム級)タイトル戦に向けて交渉している」と第一報を報じていた米専門局『ESPN』のマイク・コッピンジャー記者は、「ボクシングが提供できるベストファイトのひとつだ」とツイート。さらに「この一戦を目指す両選手に敬意を表する」と続けた。
 
 そして米専門メディア『Boxing Scene』のジェイク・ドノバン氏は、「パウンド・フォー・パウンド(PFP)最高レベルの対決だ」と公式ツイッターに投稿。英ラジオ局『talkSPORT』のマイケル・ベンソン氏も、「イノウエは世界4階級制覇に挑戦することになる」と呟いており、早くも期待を隠せないようだ。

 なお、この試合は、全米の午前中に配信サービス『ESPN+』で生中継される予定だとも伝えられている。それだけにマッチアップが正式なものとなれば、世界中から今以上の熱い視線が注がれるのは間違いないだろう。日程は未定と伝えられているが、今後の展開を注意深く見守っていきたい。

構成●THE DIGEST編集部

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