専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
格闘技・プロレス

「忘れてもらっちゃ困る。闘わせろ!」スターダム世代闘争にMIRAI参戦宣言も林下詩美は撤退発言「私を入れんな!勝手にやれ」

THE DIGEST編集部

2023.06.05

世代闘争参戦を直訴するMIRAI(左)。右は舞華。写真:STARDOM

世代闘争参戦を直訴するMIRAI(左)。右は舞華。写真:STARDOM

 ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは『STARDOM in KORAKUEN 2023 Jun.』6.4東京・後楽園ホール大会を開催した。

 メインイベントでは、世代闘争8人タッグマッチ、中野たむ&岩谷麻優&ジュリア&朱里のNOWリーダーと、林下詩美&上谷沙弥&舞華&鈴季すずのNEWリーダーがユニットの枠を超えて激突。この試合は5.21富山大会で、すずが呼びかけて実現したものである。

 試合は、ライバル関係にあるたむとジュリア、最近仲違いが多い詩美と上谷がギクシャクした場面もあったが、全員が自分自身のカラーを出し合う好勝負になった。

 舞華と詩美が岩谷を持ち上げて、すずと上谷が合体すると、上谷が岩谷にスープレックスを放ち、続けてスタークラッシャーを狙うが、たむがカット。たむは岩谷を呼び込み合体ジャーマンを放つ。さらに岩谷がコーナーに上がるも詩美がカットすると、舞華とともに雪崩式ブレーンバスターを決める。

 朱里とジュリアが同時にジャーマンを決め、たむがすずにタイガースープレックス。すずが立ち上がり、たむにテキーラショット。上谷が向かっていくと岩谷がドドンパ。ジュリアと朱里がたむと岩谷のキックを挟んで大蛇を決めるも、最後は岩谷がムーンサルトを上谷に決めたところでタイムアップ。時間切れ引き分けで、場内からは激闘に大きな拍手が送られた。
 
 試合後「物足りない」と言うすずに舞華が「もう一度だよ。昔、新日本プロレスの世代闘争でイリミネーションマッチ?やったみたいだけど、私たちは新しい令和の世代闘争イリミネーションマッチで白黒つけようぜ。場所は、次の後楽園ホールで決まりだ!」とイリミネーションマッチを提案した。

 すると、すずが「いいけどさ、ちょっと1個言っていいかな。上谷、詩美、お前らまだケンカしてんの?ケンカするなら、ほかでやってくれねえかな。自分たちのことばっかり考えすぎなんだよ、お前らよ」と忠告したところでMIRAIが登場した。

 MIRAIは「自分のことを忘れてもらっちゃ困るんですよ。次は自分も一緒に闘わせてもらいたい」と直訴すると、ゴッズアイの同僚である朱里に対し、「いつも感謝してます。けど、いつまでも朱里の下、二番手、三番手、ゴッズアイの二番手、三番手じゃ自分もいられない。だから次は朱里の対角で、魂込めて闘わせてもらいたい」と宣戦布告した。

 NEWリーダー組がひとり溢れてしまうが、詩美が「こんな世代闘争に。私を入れんな!勝手にやれ」と撤退とも受け取られる発言。次は詩美とMIRAIが入れ替わる形で世代闘争が行なわれそうだ。
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号