バレーボール

石川祐希でもなければ高橋藍でもない…無傷の8連勝でアルゼンチン・メディアが注目した“日本の偉才”は誰だ?【男子バレーVNL】

THE DIGEST編集部

2023.06.26

チームを牽引する石川(左)と高橋(右)。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 現地時間6月24日、国際バレーボール連盟(FIVB)が主催する男子の『ネーションズリーグ(VNL)』予選ラウンド第2週で、プール4の第4戦がフランス・オルレアンで行なわれた。唯一全勝で首位を走る日本代表は、東京五輪銅メダルのアルゼンチン代表をセットカウント3-2で下し、開幕8連勝を飾った。
【動画】無傷の8連勝!日本vsアルゼンチン試合ハイライト

 まず、第1セットは宮浦健人が8得点を挙げて25-18で先取。第2セットは石川祐希、高橋藍の主軸が躍動し、25-22で連取した。だが、ここからアルゼンチンが反撃を開始。第3セット、第4セットは競り合った末に31-33、22-25で落としたが、第5セットはキャプテンの石川が攻守でチームを盛り立て、15-12で奪った。

 試合終了後、対戦国のアルゼンチン・メディアの『Diario Ole』は、龍神NIPPONを「これまで唯一全勝している無敵のチーム」とレポート。そのなかでも、とりわけ敬意を払ったのは誰か。それはオポジットの宮浦健人だ。記事では、世界のレジェンドの名前を並べたうえで、背番号4をこう称えている。
 
「ミヤウラは、バレーボール選手のなかでは、身長190センチと特別大きいわけではないが、マイケル・ジョーダンのような驚異的なジャンプ力を持っている。そして、彼にはガブリエル・バティストゥータの足のような素晴らしい左腕がある」

 なお、この日の試合で、宮浦は28得点(アタック27、ブロック1)をマーク。初スタメンを飾ったブラジル戦の24得点に続き、チームの勝利に大きく貢献してみせた。

 ネーションズリーグの第3週は、フィリピン・パサイに舞台を移し、7月4日の中国戦を皮切りに4試合を戦う。日本だけでなく世界をも虜にする24歳は、どのようなパフォーマンスで魅せてくれるか。

構成●THE DIGEST編集部

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