７月25日、有明アリーナでボクシングWBC・WBO世界スーパーバンダム級タイトルマッチが行なわれ、挑戦者の井上尚弥（大橋ジム）は、２団体統一王者のスティーブン・フルトン（米国）と対戦。井上が８回TKO勝利を収め、日本人としては井岡一翔（志成）に続く、2人目の４階級制覇を果たした。
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　４本のベルトをすべて返上し、スーパーバンタム級に階級を上げた初戦で難敵に挑んだ井上。この日は、デビューから無敗だったフルトンを相手に付け入る隙を与えず、堂々の勝利を飾り、自身が保持する日本男子の世界戦連勝記録を「20」に伸ばした。
  　ツイッターでは「井上尚弥」「ボクシング」がトレンド入り。30歳が魅せた異次元の強さにSNS上では「やべええ！」「凄すぎる」「ほんまに無敵！」「マジでモンスター！」「漫画でもありえない」「普通じゃない」「誰も勝てないでしょ」「これを超えられる選手は絶対現れない」といった驚きの声が続々と寄せられた。

　試合後に井上は、「僕が持っているベルトはまだ２本です。今日、この会場にタパレスが見に来ているので、次戦スーパーバンタム級で４団体統一戦をしたいと思います」とコメント。もう１人の２団体統一王者のマーロン・タパレス（フィリピン）に挑戦状を突きつけると「今年中にこのふたつのベルトを懸けて戦いましょう！」と約束を交わした。

構成●THE DIGEST編集部

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