7月25日、ボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦で、挑戦者の井上尚弥(大橋)が、スティーブン・フルトン(米国)に8回TKO勝ちで、世界4階級制覇を達成した。
【動画】世界を震撼させた井上尚弥の衝撃TKOシーン
一部ではフルトン有利の下馬評があったものの、井上は序盤から高い攻撃力を見せて徐々に王者を追いつめ、一瞬の隙を突いてダウンを奪うと、最後は壮絶な左右の連打で仕留めてみせた。キャリア22戦目にして初の黒星を喫したフルトンは、その後、自身のインスタグラムで悔しさを露わにした。
「自分はあの試合よりも強いはず。だから自分に失望している。12年以上もトレーニングを重ねて今日があるんだ。落ち着かない夜を過ごし、この旅でたくさんの犠牲と損失を出した」
「クールボーイ」の愛称を持つボクサーだが、さすがに冷静ではいられないようで、「僕はもっと強いし、僕の夜でなかった。エリート中のエリートであるはずなのに、それを見せられなかった」と改めて強調したうえで、「願わくは、イノウエと近い将来、彼がやるべきことをやり遂げたときに、僕に再戦の機会を与えて欲しい」と懇願。
29歳の元チャンピオンは、「人生は止まらない。どんな負け方をしても、どう対処するかで人生が決まる。年内に必ず戻ってきて、必ず取り返して見せる。顎を上げ、頭を高く!神に感謝します」と誓った。
リベンジマッチの実現は果たして...。負けを知った男は復讐に燃えているようだ。
構成●THE DIGEST編集部
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「クールボーイ」の愛称を持つボクサーだが、さすがに冷静ではいられないようで、「僕はもっと強いし、僕の夜でなかった。エリート中のエリートであるはずなのに、それを見せられなかった」と改めて強調したうえで、「願わくは、イノウエと近い将来、彼がやるべきことをやり遂げたときに、僕に再戦の機会を与えて欲しい」と懇願。
29歳の元チャンピオンは、「人生は止まらない。どんな負け方をしても、どう対処するかで人生が決まる。年内に必ず戻ってきて、必ず取り返して見せる。顎を上げ、頭を高く!神に感謝します」と誓った。
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構成●THE DIGEST編集部
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