日本の天才少女が自国開催で頂点に立った。
9月16日、フィギュアスケートのジュニアグランプリ(GP)シリーズ大阪大会は女子フリーが行なわれ、14歳の島田麻央が他を圧巻する演技で、今シーズン初の国際大会優勝を飾った。また2位には高木謠が入り、櫛田育良は4位だった。
前日のショートで今季世界最高得点(73.78点)を記録し、好スタートを切った島田。昨季世界ジュニア女王に輝いた実力を遺憾なく発揮してトップに立った14歳は、この日のフリーでも力強く優雅に滑り切った。
33番滑走で登場した島田は、冒頭のトリプルアクセルを成功して勢いに乗ったが、続く大技4回転トゥループは惜しくも転倒。しかし、失敗を引きずらないのが女王の真価だ。3つのコンビネーションジャンプを含め、その後は安定して着氷。軸がブレない美しいスピン、そしてレベルの取りこぼしがないステップなど、シニア顔負けの演技で会場を支配した。演技後は、スタンディングオベーションで日の丸が揺れる関空アイスアリーナを見渡すと笑みがこぼれ、喝采を送る観客に手を振って応えた。
フリーの得点は140.08点、合計213.86点。両方とも自己ベストには届かなかったが、2位に25.71点差をつける大差で、より進化した姿を世界にアピールした島田。来月で15歳を迎える少女が、7年ぶりに開催された日本のファンの前で貫録の演技を披露した。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
【PHOTO】全日本選手権で輝いた氷上の舞姫たちの厳選フォトをお届け!
【PHOTO】日本フィギュア界のニューヒロイン!島田麻央の厳選ショット
【PHOTO】全日本ジュニア選手権2022の厳選ショットを公開!
9月16日、フィギュアスケートのジュニアグランプリ(GP)シリーズ大阪大会は女子フリーが行なわれ、14歳の島田麻央が他を圧巻する演技で、今シーズン初の国際大会優勝を飾った。また2位には高木謠が入り、櫛田育良は4位だった。
前日のショートで今季世界最高得点(73.78点)を記録し、好スタートを切った島田。昨季世界ジュニア女王に輝いた実力を遺憾なく発揮してトップに立った14歳は、この日のフリーでも力強く優雅に滑り切った。
33番滑走で登場した島田は、冒頭のトリプルアクセルを成功して勢いに乗ったが、続く大技4回転トゥループは惜しくも転倒。しかし、失敗を引きずらないのが女王の真価だ。3つのコンビネーションジャンプを含め、その後は安定して着氷。軸がブレない美しいスピン、そしてレベルの取りこぼしがないステップなど、シニア顔負けの演技で会場を支配した。演技後は、スタンディングオベーションで日の丸が揺れる関空アイスアリーナを見渡すと笑みがこぼれ、喝采を送る観客に手を振って応えた。
フリーの得点は140.08点、合計213.86点。両方とも自己ベストには届かなかったが、2位に25.71点差をつける大差で、より進化した姿を世界にアピールした島田。来月で15歳を迎える少女が、7年ぶりに開催された日本のファンの前で貫録の演技を披露した。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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