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角田裕毅、2度目の母国レースは「昨年のレース後から楽しみだった」 「トップ10、あるいはトップ8も目指せるかも」と自信も!

THE DIGEST編集部

2023.09.21

今週末に日本GPに臨む角田。母国ファンの前での好走に期待したい。(C) Getty Images

今週末に日本GPに臨む角田。母国ファンの前での好走に期待したい。(C) Getty Images

 F1は今週末に第17戦の日本グランプリが鈴鹿サーキットで開催されるが、凱旋レースを前にアルファタウリの角田裕毅が意気込みなどを語っている。

 第15戦のイタリアGPではフォーメーションラップ中にパワーユニットの不具合が生じてスタートすらできず、先週のシンガポールGPでは1周目でセルジオ・ペレス(レッドブル)が「横から突っ込んできた」(角田談)ことでいきなりリタイアと、まともにレースができずに車を降りた角田。「AT04」の改善に手応えを感じていただけに、より大きな悔しさを味わうこととなった。

 このような失意の2戦を経ての母国レースを目前に控え、角田はチームの公式サイトを通して、「ここ数レース、僕のせいではないのですが、オープニングラップすら走り切ることができませんでした。それでも、心の準備を整え、鈴鹿で力強いカムバックを果たす準備はできています」と、鈴鹿で挽回することを誓うとともに、日本への想いなどを語っている。
 
「日本に到着して以来、様々なプロモーションイベントに忙しく参加し、ファンからは素晴らしい歓迎を受けました。僕はこの週末を非常に楽しみにしています。実を言うと、昨季のレースが終わった後にはもう、楽しみにしていました! 日本GPは本当に特別なもので、そこで感じたものは他のどのグランプリとも全く異なり、ファンからは多くのサポートを受けました。それは信じられない経験であり、再びそこに戻るのが待ち遠しいです。イベントとして、今季の中で最高のものになるでしょう」

「2016年からF4で鈴鹿を走っており、今週末にこれまでの関係者たちと再会します。F4で競ったドライバーの多くが、今ではスーパーフォーミュラやスーパーGTで戦っています。彼らとは今でも良好な関係を築いており、オンラインゲームを一緒にすることもよくあります。多くの人たちを招待したいと思いますが、パドックに招待できるのはその一部だけです。週末は仕事に集中する必要があるので、その時以外で友だちと会う時間を作るつもりです」

 そしてこの週末について、まずチームメイトについて「リアム(・ローソン)が鈴鹿での経験を持っている(今季スーパーフォーミュラに参戦中)のは、チーム全体にとって良いことです。彼は僕より、高いカテゴリーでの経験が豊富です。彼はここまで3つのグランプリを経験したことで、より多くの知識を持って今週末に臨むことになります」と言及した後、意気込みを明かした。

「我々は、チームの良いパフォーマンスを期待しています。シンガポールで導入したアップグレードは上手く機能しているようなので、トップ10、あるいはトップ8も目指せるかもしれません。我々はもっとポイントを獲得する必要があり、チーム全体でその目標に向かって協力し、お互いを前進させようとしています」
 
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