現地時間９月26日、第19回杭州アジア競技大会・卓球女子団体の決勝が行なわれ、日本は中国にマッチカウント０－３で敗戦し、銀メダルとなった。一方で張本美和（木下アカデミー）の目覚ましい躍進ぶりが中国でも話題となっている。
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　この日、世界ランキング17位の張本は、第３試合で同３位の王曼昱（中国）と激突。１－３（11-6/4-11/7-11/11-13）で敗れたものの、積極的な攻撃と驚異的な粘りで中国卓球界次世代エースを苦しめた。

　そんな15歳に注目したのが、中国卓球界で“大魔王”と称される鄧亜萍さんだ。1992年バルセロナ、1996年アトランタ五輪で２大会連続金メダルを獲得したレジェンドのコメントを中国メディア『捜狐』は、次のように紹介している。
  「張本美和はまだ15歳なのよ。この試合を見ても、彼女のフォアハンド、バックハンド、そしてサーブは非常に革新的だったわ。中国チームはもっと彼女と彼女の進化に注意を払う必要がある。近い将来、我々の強敵となること間違いなし！」

　張本は兄の智和とともに、日本卓球界次世代エースの候補に挙がっている。今後の成長が楽しみな“天才中学生”から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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