ラグビー

“日本を知り尽くす”アルゼンチン指揮官が警戒! 『残り1枠』8強をかけた運命の大一番に「プレッシャーかける」と気合【ラグビーW杯】

THE DIGEST編集部

2023.10.07

決勝T進出へ、大一番アルゼンチン戦に臨む日本代表。(C) Getty Images

 大一番に向けて、対戦相手も警戒の色を隠さない。

 フランス各地で連日熱戦が繰り広げられているラグビーワールドカップ(W杯)2023。現地10月7日には、プールDの日本代表(世界ランク12位)が2大会連続の8強入りをかけ、アルゼンチン代表(同9位)と対峙する。この一戦に向けて先発メンバーを発表した6日、相手ヘッドコーチ(HC)がブレイブ・ブロッサムズ(日本代表の愛称)を分析している。

 現地6日、母国メディア『ESPN Argentina』が掲載した記事によると、アルゼンチン代表HCのマイケル・チェイカ氏は、日本代表の印象について「非常に規律正しいチーム」とコメント。「私は経験として彼らとそのメンタリティを知っている」と語り、運命の試合を前に相手チームの警戒心を強めた。

 実は2021年6月から今年2月まで、同氏はNECグリーンロケッツ東葛のディレクター・オブ・ラグビーを務めていた。「日本は非常に規律正しいチームであり、どの試合でも戦略的に何をしたいのかが明確で、彼らはよく訓練されている」と日本代表を称える。続けて、「相手を知ることはもちろんだが、自分たちのプレーについてもっと知ることだ」と力を込めている。
 
 さらに、「これは明らかに重要なマッチであり、日本のベストプレーヤーと我々のベストプレーヤーが対戦する」と強調すれば、「(1次リーグ最終戦の)プランニングは、日本代表に対しての視野も重要だが、それ以上に、いかにアルゼンチンの強みを活かして日本にプレッシャーをかけるかということだ」と意気込みを口にしていた。

 日本とアルゼンチン。はたして、決勝トーナメントへの切符を掴み取るのは、どちらになるのか。キックオフは、日本時間8日の午後8時だ。

構成●THE DIGEST編集部

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