サッカー選手も顔負けな超絶プレーが飛び出した。

　フランスで熱戦が繰り広げられている「ラグビーワールドカップ（W杯）2023」。現地10月８日に１次リーグ・プールＤの最終戦、日本代表対アルゼンチン代表が行なわれ、日本は27-39で敗北。ベスト８進出は叶わず、１次リーグ敗退が決定した。
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　試合に敗れた日本だが、実はSH斎藤直人のトリッキーなプレーが現地で大きな話題となっている。前半11分にフッカーの堀江翔太がジャッカルで相手の反則を誘った、その直後のプレーだ。なんと日本の背番号９は、後ろ向きでボールをキック。これが相手の裏に転がり、日本は大きなチャンスを作った。

　26歳が魅せた美技にテレビ中継の実況は「スペシャルなプレーが飛び出した！」と大興奮。結局この場面は、そのあとノックオンで得点には結びつかなかったが、斎藤の超絶プレーにスタジアムは大歓声。国際映像もあらゆる角度から後ろ向きキックのスローを重ねるほど、超絶プレーを振り返った。
  　至極当然、大会公式Xも日本人が披露したスーパープレーに即反応。動画を共有した文面には「サイトウはすべてを知っている」と綴り、「彼はまるで後頭部に目でもついているのか？」と喝采を送っている。動画のコメント欄には日本人を中心に「やはり斎藤直人は天才だった」「これアドバンテージ知っててやったら超絶ファインプレーやな」「司令塔・斎藤直人さんの多彩な攻撃パターン」「むっちゃおもろいやん」「相手を欺く見事なプレーww直人くんやるねえ～」など活況を呈した。

　トリッキーなプレーで観客を沸かせた斎藤は、７点ビハインドで迎えた38分に今大会初トライを決めるなど大活躍。レギュラーだった流大の負傷からサモア戦で初スタメンを飾り、この試合でも随所に光るプレーを見せた26歳。至極のワンシーンは、世界中のラグビー識者から熱い視線が注がれている。

構成●THE DIGEST編集部

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