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格闘技・プロレス

「ナンバーワンの男はイノウエだ」Sミドル級王者が井上尚弥を絶賛! 米チャンネルで“自身の考えるPFPトップ3”を発表

THE DIGEST編集部

2023.10.15

12月にタイトルマッチが決まった井上に世界から注目が集まる。写真:鈴木颯太朗

12月にタイトルマッチが決まった井上に世界から注目が集まる。写真:鈴木颯太朗

 ボクシング界を大いに沸かすWBC・WBO世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(大橋)。まだまだ進化が止まらない“モンスター”の存在には、海外の猛者たちも熱い視線を注いでいる。

 今回この日本人ボクサーを絶賛しているのは、WBC世界スーパーミドル級暫定王者のデビッド・ベナビデス(米国)だ。現地10月13日、米ボクシングYouTubeチャンネル『ES News』が掲載した動画内では、全階級のボクサーを格付けする独自のパウンド・フォー・パウンド(PFP)が厳選されており、そのなかで井上の名前も挙がった。
 
 去る7月25日には、前WBC・WBO世界スーパーバンタム級王者のスティーブン・フルトン(米国)を撃破し、日本人2人目の4階級制覇を成し遂げた井上。さらに、次戦として注目度が高いWBA&IBF同級王者マーロン・タパレス(フィリピン)との4団体統一戦は、「12月26日に東京開催」と複数の米メディアによって報じられている。

 スーパーバンタム級でも変わらなかった彼の恐るべき強さは、いまや世界中の識者も認めるところだが、今回、同チャンネルのインタビュアーから「あなたの考えるPFPトップ3は誰か?」と問われたベナビデスは、「俺が思うナンバーワンの男はイノウエだ」と迷わず即答。無敗の26歳も、井上を圧倒的な存在として見ているようだ。

 また動画内では、井上に続く名前も列挙。2位には、「クルーザー級を経てヘビー級に上がった経緯」からWBAスーパー・IBF・WBO世界ヘビー級王者のオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)を選び、3位には、「多くの偉大なチャンピオンと戦っている」として世界4団体統一ライト級王者のデヴィン・ヘイニー(米国)を選出していた。

 リング上で特別な異彩を放つ井上。今後もその一挙手一投足に、興味は尽きない。

構成●THE DIGEST編集部
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