稀代のスケーターが苦渋の決断を下した。
フィギュアスケート男子シングルで2大会連続五輪金メダルに輝き、昨年7月にプロ転向を表明した羽生結弦が11月17日深夜に公式X(旧ツイッター)を更新し、離婚することを発表した。8月4日に結婚を公表したが相手は明かされず、わずか105日で結婚生活に終止符を打った。
突然の報告だった。日付が変わった18日午前0時6分、『羽生結弦official_Staff公式』に「ご報告がございます。これからも前を向いて進んでいきます。宜しくお願いいたします」との文面が綴られ、羽生本人の声明が添えられていた。
声明では結婚発表以降、様々な場面でプライバシーを脅かされる事態に直面していたことを明かし、誹謗中傷やストーカー行為など過熱報道に悩んでいたことを吐露している。
羽生のコメント全文は、以下の通りである。
「応援してくださっている皆様へ
いつも暖かいお言葉や応援、ご声援、本当にありがとうございます。
私事ではありますが、皆様にお伝えしたいことがございます。
私は、一般の方と結婚いたしました。
互いを心から尊敬し、大切にしていく覚悟を持って結婚いたしました。
それぞれを守るために様々なことを考えながら共に乗り越え、過ごしてきました。
そんな生活の中で、お相手は、家から一歩も外に出られない状況が続いても、私を守る ために行動し、支えてくれていました。
現在、様々なメディア媒体で、一般人であるお相手、そのご親族や関係者の方々に対して、そして、私の親族、関係者に対しても、誹謗中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道がなされています。生活空間においても、不審な車や人物に徘徊されることや、突然声をかけられることもあります。
私たちは、共に思い悩みながらも、このような事態から、互いをなんとか守っていけるように努めてきました。
しかし、私が未熟であるがゆえに、現状のままお相手と私自身を守り続けることは極めて難しく、耐え難いものでした。
このような状況が続いていく可能性と、一時改善されたとしても再びこのような状況になってしまう可能性がある中で、これからの未来を考えたとき、お相手に幸せであってほしい、制限のない幸せでいてほしいという思いから、離婚するという決断をいたしました。
これからは、一般人であるお相手、そのご親族や関係者の方々、また、私の親族、関係者に対しての誹謗中傷や無許可の取材、報道等、迷惑行為はおやめください。
心より、お願い申し上げます。
この先も、前に進んでいきます。
これからも、よろしくお願いいたします。
羽生結弦」
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】プロフィギュアスケーター・羽生結弦の魅力が凝縮された単独アイスショー『プロローグ』
【PHOTO】羽生結弦、荒川静香らが夢ショットの共演!ファンタジー・オン・アイス2023の厳選
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フィギュアスケート男子シングルで2大会連続五輪金メダルに輝き、昨年7月にプロ転向を表明した羽生結弦が11月17日深夜に公式X(旧ツイッター)を更新し、離婚することを発表した。8月4日に結婚を公表したが相手は明かされず、わずか105日で結婚生活に終止符を打った。
突然の報告だった。日付が変わった18日午前0時6分、『羽生結弦official_Staff公式』に「ご報告がございます。これからも前を向いて進んでいきます。宜しくお願いいたします」との文面が綴られ、羽生本人の声明が添えられていた。
声明では結婚発表以降、様々な場面でプライバシーを脅かされる事態に直面していたことを明かし、誹謗中傷やストーカー行為など過熱報道に悩んでいたことを吐露している。
羽生のコメント全文は、以下の通りである。
「応援してくださっている皆様へ
いつも暖かいお言葉や応援、ご声援、本当にありがとうございます。
私事ではありますが、皆様にお伝えしたいことがございます。
私は、一般の方と結婚いたしました。
互いを心から尊敬し、大切にしていく覚悟を持って結婚いたしました。
それぞれを守るために様々なことを考えながら共に乗り越え、過ごしてきました。
そんな生活の中で、お相手は、家から一歩も外に出られない状況が続いても、私を守る ために行動し、支えてくれていました。
現在、様々なメディア媒体で、一般人であるお相手、そのご親族や関係者の方々に対して、そして、私の親族、関係者に対しても、誹謗中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道がなされています。生活空間においても、不審な車や人物に徘徊されることや、突然声をかけられることもあります。
私たちは、共に思い悩みながらも、このような事態から、互いをなんとか守っていけるように努めてきました。
しかし、私が未熟であるがゆえに、現状のままお相手と私自身を守り続けることは極めて難しく、耐え難いものでした。
このような状況が続いていく可能性と、一時改善されたとしても再びこのような状況になってしまう可能性がある中で、これからの未来を考えたとき、お相手に幸せであってほしい、制限のない幸せでいてほしいという思いから、離婚するという決断をいたしました。
これからは、一般人であるお相手、そのご親族や関係者の方々、また、私の親族、関係者に対しての誹謗中傷や無許可の取材、報道等、迷惑行為はおやめください。
心より、お願い申し上げます。
この先も、前に進んでいきます。
これからも、よろしくお願いいたします。
羽生結弦」
構成●THE DIGEST編集部
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