格闘技・プロレス

「イノウエを倒す準備はできている」井上尚弥戦に臨むタパレス陣営に自信!米ボクシングサイトがフィリピン人王者の熱意を伝える

THE DIGEST編集部

2023.11.23

井上との4団体統一戦に挑むタパレス。勝負の行方はいかに。(C) Getty Images

 12月26日、東京・有明アリーナでWBC&WBO世界スーパーバンタム級統一王者・井上尚弥(大橋ジム)と4団体統一戦を戦う、WBA&IBF統一王者マーロン・タパレス(フィリピン)の意気込みが伝えられている。

 すでに、年末のビッグマッチに向け強化キャンプで調整を行なっているタパレスの動向は、各国メディアでも頻繁に報じられてきた。11月21日には米国ボクシングサイト『Ringnews24』でも、大一番に挑むフィリピン人王者、さらに関係者のコメントを紹介している。
 
「アンダードッグ、マーロン・タパレス イノウエを倒す準備はできている」

 記事はそのように銘打たれているが、その中ではタパレス本人が「私にとって、この戦いに全力を尽くすことができて光栄だ。私たちはただ良い戦いをするためにそこに行くわけではない。私たちは勝つためにそこに行く。疑念を抱く人はたくさんいるが、我々は彼らを放っておく、それが現状だ」と語り、自信に満ちた言葉が綴られている。

 また、現在はフィリピン国内で最終段階のトレーニングに入っていることや、地元の格闘家などからのサポートを受けていることも説明。さらに、タパレスがここまでの調整について「いいトレーニングキャンプだった。これまでのところとても順調だし、スパーリングパートナーもたくさんいる」と充実の内容であると感想を語ったという。

 今回のチームの1人、総合格闘家のエドゥアルド・フォラヤンも「マーロンは、イノウエと戦うためにハードワークしなければ戦えないことを理解しなければならない。彼はそれに値する。ファイターとして、自分を信じるしかないんだ」と述べたとして、大きな期待を寄せている。

 さらに、同じくタパレスをサポートする、フィリピン人ファイターのジョシュア・パシオも「未来の統一チャンピオン、マーロン・タパレスに神の祝福を。この試合について懐疑的に見る人々が間違っていることを証明して、勝利を掴み取ってくれ」として、力強い言葉を送っている。

 およそ1か月後に迫る統一戦へ向け、調整を進めるタパレスが当日はどんな戦いを見せるのか。いずれにしても、今回紹介されたコメントの数々は、井上優位の下馬評を覆す自信、そして4団体王座統一への強い熱意にも溢れているようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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