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フィギュア

鍵山優真が今季SP世界最高得点! 宇野昌磨を上回る”100点超え”でトップ発進!世界王者は2位でフリー逆転狙う【NHK杯】

THE DIGEST編集部

2023.11.24

男子SPでワンツーフィニッシュを決めた宇野(左)と鍵山(右)。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

男子SPでワンツーフィニッシュを決めた宇野(左)と鍵山(右)。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

 11月24日、フィギュアスケートのグランプリシリーズ第6戦日本大会(NHK杯)が、大阪府の東和薬品ラクタブドームで開幕した。大会初日の最後を飾ったのは男子ショート。日本勢は世界王者の宇野昌磨、フランス大会3位と表彰台に立った鍵山優真、シニア2年目の壷井達也の3人が出場した。
【PHOTO】世界王者・宇野昌磨の渾身演技を激写!!

 後半グループで登場した宇野と鍵山。まず先陣を切ったのは20歳の若武者だった。

 鍵山は冒頭の4回転サルコウを綺麗に降りると、続く4回転+3回転の連続トウループも決めて、完全に勢いに乗った。どちらも高さがあり、回転の軸は鋭く速報値でも高い出来栄え点(GPE)を得た鍵山。後半のトリプルアクセルを華麗に着氷し、曲調が盛り上がる後半もスピード感あるスケーティングで観衆、そしてジャッジを唸らせた。

 会心の演技に力強くガッツポーズが出た鍵山。得点は中国大会で宇野が叩き出した今季世界最高を0.26点塗り替える105.51点をマークした。
 
 北京五輪銀メダリストが披露した驚異的演技を目の当たりにした世界王者は、最終滑走で登場した。

 張り詰めた緊張感のなか、25歳は高難度の4回転フリップを難なく降りると、鍵山と同じく4回転ジャンプのコンビネーションを着氷。さらに、今シーズンのテーマに置いている「表現力」を随所で発揮しながら、最後のトリプルアクセルも降りた宇野。息をのむような世界王者のスピン、ステップに会場からはため息が漏れる。

 フィニッシュ後はスタンディングオベーション。世界王者に多くの喝采が送られた。

 注目の得点は100.20点で2位。鍵山がトップに立ち、日本男子がワンツーフィニッシュを飾った。明日のフリーで、12月のグランプリファイナル(中国・北京)に進む6人が、いよいよ決定する。

構成●THE DIGEST編集部

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