現地12月7日から中国・北京で開幕するフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル。今季のGPシリーズを勝ち抜いた精鋭6人のみが争う頂上決戦は、はたして誰がトップに立つのか。大会が刻一刻と近づくにつれ、メディアの注目度も熱を帯びてきている。
開幕を控えた現地4日、五輪公式サイト『Olympics.com』はGPファイナルの男女シングル展望記事を配信。日本人スケーターに熱い視線を送っている。
記事内では「ジェットコースターのようなシーズン前半を終え、フィギュアスケートは最もエリートなイベントを迎える。それが、グランプリファイナルだ」と紹介。男女シングルトップ6による最高峰の戦いを楽しみにしている。
女子シングルでは、やはり世界女王の坂本花織に注目。「北京オリンピックの銅メダリストであり、2度の世界チャンピオンに輝いたカオリ・サカモトは、昨年のファイナルで5位に敗れて以来、国際大会では負けなしだ」と本命視。カナダ、フィンランド大会と連勝した実力は健在で、3度目の出場となるGPファイナルで悲願の優勝に期待を寄せた。
また同メディアは「サカモトは、今シーズンの優勝者たちからの挑戦を受ける」と指摘。アメリカ大会優勝のルナ・ヘンドリックス(ベルギー)、フランス大会優勝のイザボー・レビト(アメリカ)、そして中国大会優勝の吉田陽菜らを筆頭候補に挙げている。
一方、男子シングルは「かなりのハイレベル」と予想。第3戦のフランス大会で史上6人目となるショートとフリーの合計得点「300点超え」を果たしたアダム・シャオ イム(フランス)に注目しているものの、「オリンピックメダリストのショウマ・ウノ(宇野昌磨)とユウマ・カギヤマ(鍵山優真)が、アダム・シャオ イム ファに加わり、アメリカのイリア・マリニン、日本のカオ・ミウラ(三浦佳生)、フランスのケビン・エイモズもいる」と確かな実力者ばかりだと紹介。
なかでも、NHK杯で世界王者の宇野を抑えて優勝した鍵山の勢いを称賛しており、「昨年ケガでシーズンを棒に振ったカギヤマがベストフォームを取り戻し、互角の戦いを見せている。今シーズンの世界最高得点をマークしているのは、やはりジャンプを得意とするマリニン(アメリカ大会で合計310.47点)だが、カギヤマ、シャオ・ヒム・ファ、そしてウノの3人は、これほどのレベルを持っている実力を見せている」と分析。誰が勝ってもおかしくないと評している。
例年以上にハイレベルな争いが予想される今季のグランプリファイナル。日本勢が連覇を飾るのか、それとも海外勢が覇権奪還を果たすのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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女子シングルでは、やはり世界女王の坂本花織に注目。「北京オリンピックの銅メダリストであり、2度の世界チャンピオンに輝いたカオリ・サカモトは、昨年のファイナルで5位に敗れて以来、国際大会では負けなしだ」と本命視。カナダ、フィンランド大会と連勝した実力は健在で、3度目の出場となるGPファイナルで悲願の優勝に期待を寄せた。
また同メディアは「サカモトは、今シーズンの優勝者たちからの挑戦を受ける」と指摘。アメリカ大会優勝のルナ・ヘンドリックス(ベルギー)、フランス大会優勝のイザボー・レビト(アメリカ)、そして中国大会優勝の吉田陽菜らを筆頭候補に挙げている。
一方、男子シングルは「かなりのハイレベル」と予想。第3戦のフランス大会で史上6人目となるショートとフリーの合計得点「300点超え」を果たしたアダム・シャオ イム(フランス)に注目しているものの、「オリンピックメダリストのショウマ・ウノ(宇野昌磨)とユウマ・カギヤマ(鍵山優真)が、アダム・シャオ イム ファに加わり、アメリカのイリア・マリニン、日本のカオ・ミウラ(三浦佳生)、フランスのケビン・エイモズもいる」と確かな実力者ばかりだと紹介。
なかでも、NHK杯で世界王者の宇野を抑えて優勝した鍵山の勢いを称賛しており、「昨年ケガでシーズンを棒に振ったカギヤマがベストフォームを取り戻し、互角の戦いを見せている。今シーズンの世界最高得点をマークしているのは、やはりジャンプを得意とするマリニン(アメリカ大会で合計310.47点)だが、カギヤマ、シャオ・ヒム・ファ、そしてウノの3人は、これほどのレベルを持っている実力を見せている」と分析。誰が勝ってもおかしくないと評している。
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