フィギュア界の歴史を塗り替えた日本人スケーターに変わらぬ称賛が綴られている。
オリンピック公式サイト『Olympics』は、同インスタグラムに今月7日に29歳の誕生日を迎えた2014年ソチ、18年平昌五輪金メダリストである羽生結弦に祝福メッセージを送っている。
コメント欄には「ユヅル・ハニュウはフィギュアスケートというスポーツに革命を起こし、唯一無二の遺産を残した」と記載。66年ぶりに五輪連覇を達成した実績、そして最後の出場となった昨年の北京五輪で人類史上初の4回転アクセルに挑んだパイオニアの軌跡を振り返っている。
インスタには過去3大会のオリンピック名場面が動画を含めて10枚添付され、その足跡を称えている。五輪公式は氷上での演技だけでなく、「彼はパフォーマンスだけではない。人間としての彼にファンは恋に落ちた」と注目。スケーター仲間やファンを大切にする羽生の内面的な部分に触れており、「他のスケーターたちとは、競争者としてではなく、家族のように接している」と説明。一流としての振る舞いを絶賛している。
一方、羽生の誕生日に中国・北京で開幕したグランプリファイナルでは、フィギュア界に新たな金字塔が刻まれた。羽生の4回転アクセルに「インスピレーションを受けた」と語ったイリア・マリニン(アメリカ)が、史上初めてショートで4回転半ジャンプに成功した。
現地9日のフリーでも、マリニンは唯一無二の大技に挑戦したが惜しくも転倒。しかし、4種類5本の4回転ジャンプをすべて着氷する異次元のパフォーマンスで他を圧倒。羽生の合計点に7.93点迫る歴代3位の高得点を叩き出した。
北京五輪後はプロスケーターに転向し、日本各地で精力的な活動に力を入れている羽生。偉才がオリンピックで4回転アクセルに挑戦した姿が、男子シングル新時代の扉を開くキッカケになったことは確か。競技会から退いても、その功績は後輩スケーターに大きな影響を与えている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】「唯一無二の遺産を残した」五輪公式が羽生結弦の誕生日をお祝い
オリンピック公式サイト『Olympics』は、同インスタグラムに今月7日に29歳の誕生日を迎えた2014年ソチ、18年平昌五輪金メダリストである羽生結弦に祝福メッセージを送っている。
コメント欄には「ユヅル・ハニュウはフィギュアスケートというスポーツに革命を起こし、唯一無二の遺産を残した」と記載。66年ぶりに五輪連覇を達成した実績、そして最後の出場となった昨年の北京五輪で人類史上初の4回転アクセルに挑んだパイオニアの軌跡を振り返っている。
インスタには過去3大会のオリンピック名場面が動画を含めて10枚添付され、その足跡を称えている。五輪公式は氷上での演技だけでなく、「彼はパフォーマンスだけではない。人間としての彼にファンは恋に落ちた」と注目。スケーター仲間やファンを大切にする羽生の内面的な部分に触れており、「他のスケーターたちとは、競争者としてではなく、家族のように接している」と説明。一流としての振る舞いを絶賛している。
一方、羽生の誕生日に中国・北京で開幕したグランプリファイナルでは、フィギュア界に新たな金字塔が刻まれた。羽生の4回転アクセルに「インスピレーションを受けた」と語ったイリア・マリニン(アメリカ)が、史上初めてショートで4回転半ジャンプに成功した。
現地9日のフリーでも、マリニンは唯一無二の大技に挑戦したが惜しくも転倒。しかし、4種類5本の4回転ジャンプをすべて着氷する異次元のパフォーマンスで他を圧倒。羽生の合計点に7.93点迫る歴代3位の高得点を叩き出した。
北京五輪後はプロスケーターに転向し、日本各地で精力的な活動に力を入れている羽生。偉才がオリンピックで4回転アクセルに挑戦した姿が、男子シングル新時代の扉を開くキッカケになったことは確か。競技会から退いても、その功績は後輩スケーターに大きな影響を与えている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】「唯一無二の遺産を残した」五輪公式が羽生結弦の誕生日をお祝い