格闘技・プロレス

「恐れはない」タパレスが井上尚弥との“大一番”に向けて自信をアピール! 下馬評では不利も「オッズなんか気にしない」

THE DIGEST編集部

2023.12.19

いよいよ世紀の一戦を迎える井上(左)とタパレス(右)。(C)AP/AFLO|(C) Getty Images

 注目のビッグマッチまで残り1週間だ。

 来る12月26日、ボクシングWBC&WBO世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(大橋)は、東京・有明アリーナでWBA&IBF同級王者マーロン・タパレス(フィリピン)との4団体王座統一戦に臨む。バンタム級に続いて2階級での4団体王座統一がかかるが、この大一番に向けては、対戦相手も並々ならぬ熱意を見せている。

 フィリピンの地元紙『Inquirer』によれば、現地18日、首都マニラ近郊のパラニャーケ市でトレーニングを行なったタパレスは、世界が注目する井上戦に向けて、「恐れはない」と自信を吐露。「彼の対戦相手は、ほとんどが簡単に怖気づいていたから、一つのアドバンテージになると思う」と精神面の強さをアピールしたという。

 下馬評では、25勝無敗(22KO)と文字通り敵なしの強さを誇る"モンスター"が優位という見方が強い。ただ、37勝3敗(19KO)と経験豊富なタパレスは今年4月、前評判で不利とされながらも、前WBA&IBF同級王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)に2-1の判定勝ちを収め、強敵相手に番狂わせを演じてみせた。
 
 また、それ以外にも多くの見事なアップセットを起こしてきたことで"ナイトメア"の異名を持つフィリピンの31歳は、「オッズなんか気にしない」と強気なコメント。「ずっと僕はアンダードッグだった」とこれまでのキャリアを振り返り、「対戦相手のホームで戦ったときも、それにはうまく対処してきた」と力を込めている。

 1週間後の決戦では、"日本の怪物"に対してどんな戦いを見せるのか。勝負の行方はいかに...。

構成●THE DIGEST編集部

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