スターダムの中野たむが『JRA中山競馬場 presents STARDOM DREAM QUEENDOM 2023』12.29東京・両国国技館大会に来場。約２か月半ぶりに公の場に姿を現した。
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　たむは、10月に左ひざの負傷により欠場を発表。年内での復帰は絶望となり、11月にワールド・オブ・スターダム王座を返上した。しばらくSNSの更新も途絶え、ファンからは不安の声が相次いでいたが、11月30日に「生きています」「少しずつですが、気持ちは前を向いています」などとXにポストし、状態は上向きであると明かしていた。

　そんなたむは、「“宇宙一かわいいアイドルレスラー”の中野たむです」と元気よくあいさつ。キュートなブラックコーデで登場すると「今日は、私がファンの皆さんとスターダムの仲間たちに伝えたいことがあってこの時間を作っていただきました。少しだけお付き合いください」としたうえで、こう続けた。

「２か月半前、私は赤いベルトのチャンピオンのままこのリングを離れました。チャンピオンとしての責務を全うできないまま姿を消してしまったこと、ファンの皆さんにご迷惑、ご心配をおかけしてしまったこと、本当に申し訳ありませんでした」

「欠場中いろんなことを考えました。プロレスを辞めようと思っていました。でもそんなどん底の私を救ってくれたのは、ずっと応援してくれた…」
  　言葉を詰まらせたたむは「泣いてないです」と少し強がってみせると、「本当に私を救ってくれたのは、ずっと応援して待ち続けてくれていたファンの皆さんの愛とそして、スターダムの仲間たちの愛でした。本当にありがとうございました」と感謝の意を伝えた。

「本当に私を救ってくれてありがとうございます。今度は私の番です。約束します。私が皆さんに、そしてスターダムの仲間たちに愛を届けます。そのために、必ずこのリングに戻ってくることを約束します」

　最後にたむは「私は、今の中野たむは５等星、いや、６等星かもしれません。でも必ず中野たむは一番星に返り咲きます。そして大切なスターダムを大切な皆さんと仲間たちと一緒に世界一の団体にしたい」とコメント。「だからこれからも私たちのことを信じてついてきてください。よろしくお願いします」と呼びかけた。

構成●THE DIGEST編集部

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