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「卑劣だ」「何の競技なんだ!」女子柔道で韓国選手が“張り手”食らわせ一本負け、その後は畳に居座り… ネット上で批判殺到【2023名場面・珍場面】

THE DIGEST編集部

2024.01.04

女子48キロ級準決勝で激突したイ・ヘギョン(青)とアブジャキノワ(白)。延長戦の末に。前者が3つ目の指導で一本負けを喫した。(C) Getty Images

女子48キロ級準決勝で激突したイ・ヘギョン(青)とアブジャキノワ(白)。延長戦の末に。前者が3つ目の指導で一本負けを喫した。(C) Getty Images

 2023年のスポーツ界で印象的な出来事を『THE DIGEST』のヒット記事で振り返る当企画。今回は、アジア大会の女子柔道で起きた”事件”を取り上げる。

 中国・杭州で開催された第19回アジア競技大会の柔道女子48キロ級の準決勝で、韓国人選手が信じられない非スポーツマン行為を犯し、その態度に大きな批判が沸き起こった。

記事初掲載:2023年9月25日

――◆――◆――

 現地9月24日、中国・杭州で開催されている第19回アジア競技大会の柔道女子48キロ級で、日本の角田夏実が金メダルを獲得。今大会の日本人選手金メダル第1号となったが、決勝に先んじて行なわれた試合では、思わぬアクシデントが発生していた。韓国のイ・ヘギョンとカザフスタンのアビバ・アブジャキノワが準決勝で対戦。前者が非スポーツマン行為を繰り返し、一本負けを喫するという展開となったのだが、この結果に納得のいかない選手は、試合後も畳に居座り不満の態度を見せた。
 
 試合は1分30秒過ぎに組み手を争う中でイの右手がアブジャキノワの顎に入ってしまい一時中断。痛がるアブジャキノワにイが謝罪の意を示した。その後、試合は続行されたものの、ゴールデンスコア(延長戦)にもつれ込むと、再び激しい組み手争いの中で、イが再び同様の行為でアブジャキノワの左頬に張り手を食らわせてしまう。しばしの中断の後、イには非スポーツマン行為によって、3つめの指導が与えられ、一本負けとなった。

 左目の下に痛々しい出血が見られたアブジャキノワだが、試合後に対戦相手のイに握手を求めると、イは納得のいかない様子で立ち尽くした。コーチも大声で不満を表明する中、最後は座り込んで抗議の姿勢を見せたイだが、審判に促されてようやく畳を下りることとなった。

 この一連の出来事は、開催地・中国のメディア『新浪ニュース』や香港の英字メディア『South China MorningPost』など複数のメディアが「スポーツマンらしくない行為でカザフスタンの選手が完勝した」「韓国の柔道選手が相手を平手打ちして敗れた」などと伝えている。現地中国のネットユーザーからは、「これはとても卑劣だ」「いったい何の競技なんだ?」「汚い、とても汚い!」「韓国ではそれが普通なのか?」などと批判が殺到している。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】左目の下に痛々しい出血の跡が! 準決勝イ・ヘギョン戦後のアブジャキノワ
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