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「この凄さ、価値をもっと分かった方が」小林陵侑、3度目の“ジャンプ週間総合V”に五輪銅メダリストも称賛!「大谷翔平と同等」と評する理由は?

THE DIGEST編集部

2024.01.08

3度目のジャンプ週間総合優勝を飾った小林。(C)Getty Images

3度目のジャンプ週間総合優勝を飾った小林。(C)Getty Images

 小林陵侑(TEAM ROY)の偉業に五輪銅メダリストが喝采を送る。

 現地1月6日、ノルディックスキージャンプ男子W杯の12戦がオーストリアのビショフスホーフェン(ヒルサイズ=HS142メートル)で開催された。伝統のジャンプ週間最終戦を兼ねた戦いに臨んだ北京五輪金メダリストは2位となり、史上6人目となる3度目のジャンプ週間総合優勝を果たした。

 12月29日オーベルストドルフ(ドイツ)、1月1日ガルミッシュ・パルテンキルヘン(ドイツ)、3日インスブルック(オーストリア)と3戦全てで2位と安定した成績を残していた27歳のジャンパー。最終戦では137メートル、139メートル2本をきっちり揃え、2シーズンぶりに栄えあるトロフィーを獲得したのだ。

 2014年のソチ五輪ラージヒル団体で銅メダルを竹内択は、「ジャンパーとしてはオリンピックよりも価値があると思う人もいるかもしれない、この4ヒルズトーナメントでの総合優勝。なぜなら理由の一つとして気象条件に左右されるスキージャンプという競技で勝ち続ける事は極めて難しいからです」と解説し、こう続けた。
 
「約1週間という短い期間で、ドイツとオーストリアの4カ所のプロフィールが異なるジャンプ台での連戦。今年で72年と実はW杯よりも歴史があるこの伝統ある試合での総合優勝。それを過去には全て優勝をしてのグランドスラム達成というあり得なさ過ぎる快挙を含めて、今回で3回目の総合優勝を成し遂げた小林陵侑という男は確実にジャンプ界の歴史に深く深く名を刻み続けているのだと目の当たりをした1週間であった」

 そして「オリンピックでの金メダルやW杯での総合優勝も成し遂げているジャンパーが今の日本のジャンプ界にいる。この凄さ、価値をもっと日本は分かった方がいいと思うのです」と訴え、「野球界の大谷翔平、ゴルフ界での松山英樹ら同等...いや、もしかしたら僕ら選手からしたら、それ以上なのかも知れないとすら感じる」と称えた。

 今季からプロ選手として活動する後輩とのエピソードをも紹介した竹内は、「今後何か面白い事ができる様な気がする」と胸を膨らませ、「自分ももっと頑張ります」と締めた。

構成●THE DIGEST編集部

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