現地2月17日、韓国・釜山で開催されている卓球の世界選手権団体戦で、日本女子代表チーム(世界ランキング2位)はイラン(同35位)と対戦して3-0のストレート勝ちを収めた。伊藤美誠、平野美宇、そして早田ひなの黄金世代トリオがそれぞれ勝利を挙げ、初戦のルクセンブルク戦に続く2連勝を飾っている。
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第3ゲームを11―6で取り返した平野。第4ゲームでは一時マッチポイントを奪われるも凌いで13―11でモノにすると、最終ゲームも接戦を繰り広げて13―11で掴み、辛うじて3-2で白星を挙げた。苦しんだ要因は相手の異質なラバーにあり、平野は「思ったよりやりにくかったので苦戦してしまいました。最後は所々で相手のフォアに行ってからバックに戻したりというふうにできて、ようやく挽回することができましたね」と振り返った。
0-2からの驚異的な粘りで勝利した平野に対して、中国のスポーツポータルサイト『捜狐体育』はそのパーフォマンスを絶賛。「圧巻のカムバックだった。日本の平野は何度かマッチポイントを握られながらも冷静さと積極性を失わず、見事に試合をひっくり返したのである」と称えた。
世界チャンピオンの中国女子代表は、初戦のインド戦であわや黒星というところにまで追い詰められた。第1試合で世界1位の孫頴莎が同155位のアイヒカ・ムカルジーに1-3で敗れると、第3試合でも同2位の王芸迪が同49位のスリージャ・アクラにストレート負けを喫する。最終的にトータル3-2で勝ち切って面目を保ったが、インド女子選手による4種類のラバーを活用した特殊な打法への対応に苦慮した。
『捜狐体育』はこの点について触れ、「中国の選手たちが面を食らったのと同じだ。平野もイラン選手の特異なラバーとスタイルに手を焼いたのである。ゲーム序盤はまるで順応できていなかった」と評する。そのうえで、「何度か絶望的な状況に追い込まれたものの、平野は諦めずにしっかり巻き返すのだ。さすがは日本国内のパリ五輪代表争い(シングルス)であの伊藤に競り勝った実力者である。鮮やかな逆転勝利だった」と賛辞を送った。
40か国が参加している今大会。日本はイラン、ブラジル、ルクセンブルク、南アフリカと戦うグループBに組み込まれた。8グループの各上位3チームが決勝トーナメントに進むレギュレーションで、日本はベスト8進出を果たせば、パリ五輪における団体戦の出場資格とシングルス2枠をゲットできる。
構成●THE DIGEST編集部
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よもやの大苦戦を強いられたのが、2番手で登場した平野だ。平野の世界ランキング18位に対して、相手は同709位のアシュタリ。世界的に無名の選手を相手に圧勝が期待されたが、なんと6-11、9-11と2ゲームを奪取されるまさかの展開を余儀なくされる。
第3ゲームを11―6で取り返した平野。第4ゲームでは一時マッチポイントを奪われるも凌いで13―11でモノにすると、最終ゲームも接戦を繰り広げて13―11で掴み、辛うじて3-2で白星を挙げた。苦しんだ要因は相手の異質なラバーにあり、平野は「思ったよりやりにくかったので苦戦してしまいました。最後は所々で相手のフォアに行ってからバックに戻したりというふうにできて、ようやく挽回することができましたね」と振り返った。
0-2からの驚異的な粘りで勝利した平野に対して、中国のスポーツポータルサイト『捜狐体育』はそのパーフォマンスを絶賛。「圧巻のカムバックだった。日本の平野は何度かマッチポイントを握られながらも冷静さと積極性を失わず、見事に試合をひっくり返したのである」と称えた。
世界チャンピオンの中国女子代表は、初戦のインド戦であわや黒星というところにまで追い詰められた。第1試合で世界1位の孫頴莎が同155位のアイヒカ・ムカルジーに1-3で敗れると、第3試合でも同2位の王芸迪が同49位のスリージャ・アクラにストレート負けを喫する。最終的にトータル3-2で勝ち切って面目を保ったが、インド女子選手による4種類のラバーを活用した特殊な打法への対応に苦慮した。
『捜狐体育』はこの点について触れ、「中国の選手たちが面を食らったのと同じだ。平野もイラン選手の特異なラバーとスタイルに手を焼いたのである。ゲーム序盤はまるで順応できていなかった」と評する。そのうえで、「何度か絶望的な状況に追い込まれたものの、平野は諦めずにしっかり巻き返すのだ。さすがは日本国内のパリ五輪代表争い(シングルス)であの伊藤に競り勝った実力者である。鮮やかな逆転勝利だった」と賛辞を送った。
40か国が参加している今大会。日本はイラン、ブラジル、ルクセンブルク、南アフリカと戦うグループBに組み込まれた。8グループの各上位3チームが決勝トーナメントに進むレギュレーションで、日本はベスト8進出を果たせば、パリ五輪における団体戦の出場資格とシングルス2枠をゲットできる。
構成●THE DIGEST編集部
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