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張本智和との一戦で怒ったオーストリア選手がボールを蹴ろうとする蛮行→すかさず水谷隼氏が「イライラは演技です」と衝撃解説!【世界卓球】

THE DIGEST編集部

2024.02.22

ラウンド16のオーストリア戦でも一番手を務めた張本。逆転の3-1で快勝を収めた。(C)WTT

 韓国・釜山で開催されている世界卓球選手権・団体戦はラウンド16が行なわれ、日本は男女代表チームが揃って快勝を収めた。男子はオーストリアを、女子はクロアチアをそれぞれ3-0のストレートで撃破。パリ五輪本大会への団体戦出場権を獲得するとともに、シングルスの出場2枠も確保した。
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 その男子オーストリア戦でちょっとしたハプニングが起こった。第1戦で対峙したのは日本のエースである張本智和(世界ランキング9位)とアンドレアス・レベンコ(同69位)。ともに激しい闘争心を前面に押し出すなかで、張本は第1ゲームを落とすまさかの展開を余儀なくされる。それでもしっかり立て直して2ゲームを連取して迎えた第4ゲーム。張本の打球がネットに当たって相手のコートにこぼれてポイントを奪った。

 ここで癇癪を起こしたのが4対5とされたレベンコだ。イラ立った様子で落ちたボールを大きく蹴り出そうとする非紳士的なジェスチャーをみせたのである。明らかなマナー違反だったが、審判からイエローカードなどのお咎めはなかった。

 テレビ東京の実況中継で解説を担当した水谷隼氏がすかさず解説する。欧州の選手は試合中によく怒ったふりをすると指摘し、「イライラは演技ですね」と断言した。挑発に乗らずに冷静に対応することが必要と説いたのだ。張本は第4ゲームも11対8でモノにして、日本に勢いをもたらした。
 
 東京五輪の混合ダブルスで金メダルに輝いたレジェンドの想像を超えた解説に、SNSには驚きと賛辞の声が続々と上がった。「え? 考えもつかなかった」「解説がすごく分かりやすくて上手い」「代表監督やらないかな?」「さすがは五輪メダリストだ」「出た、大胆解説!」「選手へのインタビューも最高」など、好評を博している。

 現地22日には準々決勝が開催され、日本男子は中国と、日本女子はルーマニアとメダルを懸けて対戦する。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】張本の対戦相手が怒りに任せてボールを蹴ろうとした問題のシーン(ハイライト映像の27分5秒~)

 
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