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「日本男子はクレイジーだ!」“若きサムライたち”を団体戦ベスト8で対峙する中国のメディアが最大警戒!「難しくなると覚悟せよ」【世界卓球】

THE DIGEST編集部

2024.02.22

日本の最年少16歳、松島のパフォーマンスを中国メディアも絶賛。準々決勝・中国戦の先発入りを予想した。(C)WTT

 男女揃って圧巻のパフォーマンスを披露し、パリ五輪本大会のチケットを掴んだ。

 現地2月21日、韓国・釜山で開催中の世界卓球選手権・団体戦は男女のラウンド16を実施。勝てば団体での五輪出場切符が得られ、同時にシングルス2枠も確保できる重要な戦いで、日本は男子がオーストリアを、女子がクロアチアをともに3-0のストレート勝ちで下した。
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 男子は1番手のエース・張本智和が第1ゲームを落とすまさかの展開を余儀なくされるが、その後見事に巻き返してレベンコに3-1の逆転勝ち。続く篠塚大登は相手の45歳のエース、ガルドシュとの接戦を確実に拾ってこちらも3-1の快勝を飾る。そしてチーム最年少16歳の松島輝空はハベソーンを寄せつけず、11-4、11-3、11-6のストレート勝ちを収めた。

 勢いに乗る日本男子(世界ランキング3位)が次に準々決勝で激突するのが王者・中国(同1位)だ。中国メディア『捜狐体育』も日本の戦いぶりに注目。「日本男子がクレイジーな勝ちっぷりを見せた。次に中国は彼らの挑戦を受ける」と銘打ち、以下のようにレポートした。

「日本の若き剣士たちが躍動した。多少苦戦する場面はあったものの、オーストリアを相手に力強くベスト8進出を決めたのだ。驚かされたのは、本来の2番手である戸上隼輔を欠いても危なげなく勝ち抜いた点である。17歳(正しくは16歳)の松島も堂々たる内容だった」
 
 そのうえで、日中決戦のメンバーを予想。「中国は樊振東、王楚琴、馬龍による"鉄のトライアングル"と見て間違いない。一方の日本はオーストリア戦と同じく、張本、篠塚、松島の布陣で臨むだろう」と見立て、「張本は成都での世界選手権で樊振東と王楚琴を破ったことがあり、今回も必ず全力を尽くして挑んでくる。きわめて困難な戦いになると覚悟しなければならない。まさにビッグゲームだ。一緒に中国代表を応援しよう!」と呼びかけた。

 日本と中国による注目の準々決勝は、現地22日の20時にスタートされる。女子の日本vsルーマニア戦も同時刻に始まる予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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