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「当惑した張本智和に屈辱を与えた」日本を圧倒した中国男子代表の勝因に母国メディアが言及!「徹底的に日本を調査した」【世界卓球】

THE DIGEST編集部

2024.02.23

2試合目に登場した張本は1ゲームを先取するも、その後3ゲームを連取されて逆転負けを喫した。(C)WTT

 現地2月22日、韓国・釜山で開催されている卓球の世界選手権団体戦は準々決勝が行なわれ、世界ランク3位の男子日本代表は同ランク1位の中国代表と激突した。

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 第1試合は松島輝空が樊振東に、第2試合は張本智和が王楚欽に、そして第3試合は篠塚大登が馬龍にそれぞれ1ー3で敗戦。マッチカウント0ー3のストレート負けを喫し、日本はベスト8で敗退した。

 中国のメディア『捜狐体育』は翌23日の記事で日本戦を振り返り、「宿敵の日本と対戦。この試合の最大の焦点は、王楚欽と張本の一戦だった。王楚欽は勢いに押されて1ゲームを落としたが、張本の咆哮が王楚欽の闘志を呼び起こした。2ゲーム目から3ゲームを連取して逆転勝利。当惑した張本に屈辱を与えた」と伝えている。
 
 同メディアは自国代表チームの勝因に「試合前の準備」を挙げている。「なぜ日本を圧倒できたのか。それは試合前のコーチ陣の周到な準備があった。代表チームのコーチ陣は、日本選手の技術的特徴、性格、さらには試合中の習慣まで徹底的に調査した。長所や短所を分析するだけでなく、的確な戦術プランを立てて、さまざまな状況に対応できるように指導。そして選手たちは冷静に試合を進めた」と振り返った。

「もちろん、試合前の準備だけでは不十分で選手の技術力も重要な要素だ。日本戦で中国の選手はサーブ、レシーブ、アタック、ディフェンスの技術を存分に発揮。速いブレイクから遅いスピンまで駆使して相手を打ち破った。選手たちはどんな状況になろうとも、常に自分たちの手で試合展開をしっかりとコントロールできる」

 日本を倒した中国代表チームに向けて、同メディアは「選手たちは輝かしい伝統を継承し続け、栄光を勝ち取ることを期待する」とエールを送った。

構成●THE DIGEST編集部

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