現地2月23日、韓国・釜山で開催されている卓球の世界選手権団体戦は準決勝が行なわれ、女子の日本代表(世界ランク2位)は香港代表(同6位)と対戦。マッチカウント3―0のストレート勝ちで5大会連続の決勝進出をはたした。決勝では最強の中国と対戦する。
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一番手に登場した張本美和は、「めちゃめちゃ緊張しました。今大会一番です」と振り返ったように香港のエース・杜凱琹を相手に2ゲームを落とす劣勢を強いられた。しかし、3、4、5ゲームを連取して逆転勝利。「リードされていたので、伊藤(美誠)選手だったり、監督さんからのアドバイスは自分の力になった。それが勝てた要因」と語った。
2番手の早田ひなは、危なげなく3ー0でストレート勝ち。「張本選手が勝って1ー0でまわしてくれた。1ゲーム目は相手選手も私に思い切って試合をしてきたので難しい部分はあったんですけど、それでもデュースで取り切ることができた。2、3ゲーム目は自分らしい卓球というか、“もう絶対に負けないな”と思いながら試合をしていた」と語った。
また早田は第1試合で逆転勝利を収めた張本について、「それこそ昨日、私が(張本が対戦した)ドゥー選手に当たりにいってもいいですかと(監督に)聞いたんですけど、張本選手はできるから、と言ってもらった。それでこの大舞台で(張本が)結果を出せるのは本当にすごい」と驚きの声を挙げ、続けて「格上の選手に0ー2で負けていて、そこから3ゲームを取り返すのは、普通じゃできないこと。そういった部分は“人間じゃない”かなってちょっと思っています」と笑顔で話した。
先輩・早田の“人間じゃない”発言の感想を求められた張本は、「人間なんですけどねー、って感じです」と、こちらも笑顔で返答。さらに15歳の中学3年生は、「本当に毎試合、出させていただいて、全試合が今後の成長につながっていますし、本当に1試合1試合がいい経験になっている」と自信を込めて語っている。
3番手の平野美宇も3ー0で勝利。いつものように試合を締めくくった。「2ー0で回ってきた時、ここで決めたい気持ちがあったので、決められてよかった。パフォーマンスができていたかは分からないですけど、でもうれしかったです」と話し、アドバイスをもらったベンチの伊藤“監督”については、「今日も“監督”がいてくださったから、自信を持ってプレーをすることができた。もちろん渡辺(武弘)監督だったり、チームのみんながアドバイスをしてくれて勝つことができた。チームのみんなに感謝したい」と振り返った。
24日の決勝は強豪の中国と相まみえる。早田は、「今日、(準決勝の)試合が始まる前はあと2つの壁だと思っていた。あとひとつの壁があまりにも高すぎて、厚すぎてっていう感じだと思うが、自分たちがやってきたことを全力で出して、後悔のないように一戦一戦、みんなと力を合わせて頑張っていきたい」と、力強く勝利を誓った。
構成●THE DIGEST編集部
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一番手に登場した張本美和は、「めちゃめちゃ緊張しました。今大会一番です」と振り返ったように香港のエース・杜凱琹を相手に2ゲームを落とす劣勢を強いられた。しかし、3、4、5ゲームを連取して逆転勝利。「リードされていたので、伊藤(美誠)選手だったり、監督さんからのアドバイスは自分の力になった。それが勝てた要因」と語った。
2番手の早田ひなは、危なげなく3ー0でストレート勝ち。「張本選手が勝って1ー0でまわしてくれた。1ゲーム目は相手選手も私に思い切って試合をしてきたので難しい部分はあったんですけど、それでもデュースで取り切ることができた。2、3ゲーム目は自分らしい卓球というか、“もう絶対に負けないな”と思いながら試合をしていた」と語った。
また早田は第1試合で逆転勝利を収めた張本について、「それこそ昨日、私が(張本が対戦した)ドゥー選手に当たりにいってもいいですかと(監督に)聞いたんですけど、張本選手はできるから、と言ってもらった。それでこの大舞台で(張本が)結果を出せるのは本当にすごい」と驚きの声を挙げ、続けて「格上の選手に0ー2で負けていて、そこから3ゲームを取り返すのは、普通じゃできないこと。そういった部分は“人間じゃない”かなってちょっと思っています」と笑顔で話した。
先輩・早田の“人間じゃない”発言の感想を求められた張本は、「人間なんですけどねー、って感じです」と、こちらも笑顔で返答。さらに15歳の中学3年生は、「本当に毎試合、出させていただいて、全試合が今後の成長につながっていますし、本当に1試合1試合がいい経験になっている」と自信を込めて語っている。
3番手の平野美宇も3ー0で勝利。いつものように試合を締めくくった。「2ー0で回ってきた時、ここで決めたい気持ちがあったので、決められてよかった。パフォーマンスができていたかは分からないですけど、でもうれしかったです」と話し、アドバイスをもらったベンチの伊藤“監督”については、「今日も“監督”がいてくださったから、自信を持ってプレーをすることができた。もちろん渡辺(武弘)監督だったり、チームのみんながアドバイスをしてくれて勝つことができた。チームのみんなに感謝したい」と振り返った。
24日の決勝は強豪の中国と相まみえる。早田は、「今日、(準決勝の)試合が始まる前はあと2つの壁だと思っていた。あとひとつの壁があまりにも高すぎて、厚すぎてっていう感じだと思うが、自分たちがやってきたことを全力で出して、後悔のないように一戦一戦、みんなと力を合わせて頑張っていきたい」と、力強く勝利を誓った。
構成●THE DIGEST編集部
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