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羽生結弦 “3.11”への想いを綴る。13年前に被災した経験を基にメッセージ「何とも形容しがたい胸のざわめきがあります」

THE DIGEST編集部

2024.03.11

被災者のひとりである羽生が、自身のSNSで3.11に想いを馳せた。(C)Getty Images

 プロフィギュアスケーターの羽生結弦が3月11日に、公式Xを更新。東日本大震災から13年を迎えたこの日、当時に想いを馳せメッセージを綴った。

 2011年3月11日に発生した東日本大震災で被災した経験を持つ、宮城県仙台市出身の29歳スケーター。当時、練習拠点だったアイスリンク仙台は破損し、スケートを続けることも困難な状況だった。

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 文面に「この日になると、毎年、あの雪の中歩いた暗くて壊れた住み慣れた街を思い出します。13年という時が経っても尚、変わらない記憶と、変わっていってしまう街や景色、自分の感情の動きに、何とも形容しがたい胸のざわめきがあります」と記した羽生は、こう続けた。
 
「どうか、これ以上もう、悲しい事や、辛い事が、災害が、起きませんように。地震、津波、原発、液状化、土砂崩れ、ライフラインの寸断、被害にあわれた全ての方々に、祈ります

 そして、この言葉も、言わせてください。2011年以降、3月11日に生まれてきた皆さんへ。お誕生日おめでとうございます。どうか自分にも優しく、光溢れる1日になりますように」

 プロフィギュアスケーターとして自身の伝えたいメッセージを作品にして、ファンに届けている羽生。そんな彼が氷上でみせてくれる演技にも引き続き注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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