まさかの波乱が起きた。
現地3月11日、卓球の「シンガポールスマッシュ」は女子ダブルス1回戦が行なわれ、平野美宇/張本美和のペアがインドのスティルタ・ムカルジー/アイヒカ・ムカルジーと対戦。ゲームカウント2-3で敗れ、いきなり初戦で姿を消した。
今夏のパリ五輪に向けて強化を図るダブルスで平野、張本組がいきなり出端をくじかれた。第1ゲームから相手の変幻自在なサーブに苦戦を強いられ、8-11で落とす。続く第2ゲームはリズムを取り戻し、11-5で取り返した。
迎えた第3ゲームは平野、張本の思い切りの良いフォアハンドが炸裂し11-3でインドペアを圧倒。ところが第4ゲームは序盤にリードを許し、鋭く回転がかかった相手のボールに対応できず6-11で失い同点。勝負はフルゲームまでもつれる大激戦になる。
運命の第5ゲームも両ペアは互角の展開も平野、張本組は中盤からポイントを失い、5-9で追い込まれる。しかし、ここから驚異の3連続ポイントを奪取して粘りを見せるも、最後は相手のサービスに屈し万事休す。9-11で落とし、初戦敗退が決まった瞬間、平野は両膝をガクッと落とした。
先日、韓国で開催された世界卓球団体戦では最強女王の孫穎莎(ソン・エイサ)、世界ランク2位の王芸迪(オウ・ゲイテキ)を破るなど、卓球界に旋風を巻き起こしたインド。世界の強豪が集う国際年間ツアー最高峰の舞台でも、卓球王国・中国と死闘を演じた日本から価値ある大金星を掴んだ。
衝撃の結果に、海外メディアからは驚愕の声が相次いでいる。ワールドテーブルテニス(WTT)の公式X(旧ツイッター)は試合結果を即共有すると、「ムカルジー・コンビがハリモト/ヒラノを5ゲームに渡すスリリングな試合を制した!」と予想もしない結果に驚きを隠せない。
当然、日本ペアを激闘の末に破ったヒロイン2人に母国メディアは狂喜乱舞。喝采を送っている。
インドのあらゆるスポーツ情報を発信しているニュースメディア『Pahadi Brothers Sports』は「アイヒカ&スティルタ・ムカルジーが、初戦で日本の強豪ペアであるミワ・ハリモト&ミウ・ヒラノに勝利した!」と興奮気味に、速報を打った。
加えて、「彼女らはコーチ不在のなかで11-8、5-11、3-11、11-8(※実際は11-6)、11-9という見事なスコアで勝利を飾った!」と記し、そのフルゲームまでの熱闘をリポートしている。
回転が読みにくいインドペアの変化する攻撃に最後まで手を焼き、対応が遅れた日本。思わぬ苦汁を味わった。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「大会初の番狂わせ!」早田ひなが平野美宇に苦闘。まさかの“初戦敗退”に中国メディアも驚き!「我々の最強のライバルが…」【卓球・シンガポールスマッシュ】
現地3月11日、卓球の「シンガポールスマッシュ」は女子ダブルス1回戦が行なわれ、平野美宇/張本美和のペアがインドのスティルタ・ムカルジー/アイヒカ・ムカルジーと対戦。ゲームカウント2-3で敗れ、いきなり初戦で姿を消した。
今夏のパリ五輪に向けて強化を図るダブルスで平野、張本組がいきなり出端をくじかれた。第1ゲームから相手の変幻自在なサーブに苦戦を強いられ、8-11で落とす。続く第2ゲームはリズムを取り戻し、11-5で取り返した。
迎えた第3ゲームは平野、張本の思い切りの良いフォアハンドが炸裂し11-3でインドペアを圧倒。ところが第4ゲームは序盤にリードを許し、鋭く回転がかかった相手のボールに対応できず6-11で失い同点。勝負はフルゲームまでもつれる大激戦になる。
運命の第5ゲームも両ペアは互角の展開も平野、張本組は中盤からポイントを失い、5-9で追い込まれる。しかし、ここから驚異の3連続ポイントを奪取して粘りを見せるも、最後は相手のサービスに屈し万事休す。9-11で落とし、初戦敗退が決まった瞬間、平野は両膝をガクッと落とした。
先日、韓国で開催された世界卓球団体戦では最強女王の孫穎莎(ソン・エイサ)、世界ランク2位の王芸迪(オウ・ゲイテキ)を破るなど、卓球界に旋風を巻き起こしたインド。世界の強豪が集う国際年間ツアー最高峰の舞台でも、卓球王国・中国と死闘を演じた日本から価値ある大金星を掴んだ。
衝撃の結果に、海外メディアからは驚愕の声が相次いでいる。ワールドテーブルテニス(WTT)の公式X(旧ツイッター)は試合結果を即共有すると、「ムカルジー・コンビがハリモト/ヒラノを5ゲームに渡すスリリングな試合を制した!」と予想もしない結果に驚きを隠せない。
当然、日本ペアを激闘の末に破ったヒロイン2人に母国メディアは狂喜乱舞。喝采を送っている。
インドのあらゆるスポーツ情報を発信しているニュースメディア『Pahadi Brothers Sports』は「アイヒカ&スティルタ・ムカルジーが、初戦で日本の強豪ペアであるミワ・ハリモト&ミウ・ヒラノに勝利した!」と興奮気味に、速報を打った。
加えて、「彼女らはコーチ不在のなかで11-8、5-11、3-11、11-8(※実際は11-6)、11-9という見事なスコアで勝利を飾った!」と記し、そのフルゲームまでの熱闘をリポートしている。
回転が読みにくいインドペアの変化する攻撃に最後まで手を焼き、対応が遅れた日本。思わぬ苦汁を味わった。
構成●THE DIGEST編集部
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