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開幕目前のF1日本GP、海外メディアが“日本勢”に熱視線! 凱旋レースへ臨む角田裕毅、ハース小松代表、さらに若武者・岩佐歩夢に期待感

THE DIGEST編集部

2024.04.04

5日に開幕する日本GPに臨む角田。(C) Getty Images

 F1グランプリ第4戦として行なわれる日本GPが、いよいよ開幕目前となった。

 なんといっても今季、好調の角田裕毅(RB)が凱旋レースでどんな走りをみせるかが日本のファンの大きな楽しみのひとつだ。5日に始まる予選から、今季2度のシングルグリッドを獲得してきている角田の走りに注目が集まることは間違いない。

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 例年とは大きく異なり、シーズン序盤で行なわれる日本GPには、角田の活躍を願う声が上がる中、トップチーム、トップドライバーによる争いが見所となる他、日本に関しての話題も多いと海外メディアが報じている。

 米スポーツメディア『SBNATION』では、間もなく開幕となる日本GPの注目トピックを紹介する特集記事を現地時間4月2日に配信。その中では、角田の今季ここまでのレース内容を振り返っている。

 同メディアは「バーレーンでのシーズンのスタートはフラストレーションがたまり、チームの指示に対する不満が中断されたものの、ツノダは過去2週間で落ち着き好印象を与えた。彼はオーストラリアでチームに力強い結果をもたらし、7位フィニッシュでチームに重要な6ポイントを獲得し、VCARBをランキングで6位に押し上げた」と過去3戦のレース結果を称賛。

 また、「さらにツノダは、レッドブルへの移籍の可能性も取り沙汰されているチームメイトのダニエル・リカルドを今季の3レースでいずれも予選で上回り、チーム唯一のポイントを獲得している」など、話題となっているチームメイトとの関係にも言及している。

 他にも、出場が報じられている日本人ドライバー、岩佐歩夢について「VCARBではリカルドの代わりに、F2ドライバーで同郷のアユム・イワサがFP1をドライブする。イワサは才能あるドライバーのひとり」と初の公式セッションに臨む若武者も紹介している。

 加えて、「今週末ホームでのF1グリッドにつくのはツノダだけではない」として、今季よりハースの指揮を執る小松礼雄代表の存在も見どころの一つとして挙げた。「ハースのチーム新代表にとって、ビッグチェアに座ってチームとともに戦うのはこれが初めてだ」と綴っている。

 そのうえで、小松代表による、「私は30年前に日本を離れましたが、30年後にチーム代表として日本グランプリに戻ってくるとは思っていませんでした。とても特別な瞬間だと思います」と語った意気込みのコメントも掲載している。

 母国でのレースに臨む"日本勢"には海外からも熱視線が送られているようだ。そして、初の春開催となる鈴鹿での日本GPでどんなドラマがみられるか、大いに楽しみだ。

構成●THE DIGEST編集部

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