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モータースポーツ

「Q3の主役になりたかったけど」角田裕毅、今季最高の予選7番手に悔いは残るもチームに感謝…元F1ドライバーは「イモラの週末のスターだ」と賛辞

THE DIGEST編集部

2024.05.19

予選7番手に食い込んだ角田。ホームレースで上位入賞なるか。(C) Getty Images

予選7番手に食い込んだ角田。ホームレースで上位入賞なるか。(C) Getty Images

 F1第7戦のエミリア・ロマーニャ・グランプリは5月18日に予選が行なわれ、ビザ・キャッシュアップ・RB(以下RB)の角田裕毅は今季最高となる7番グリッドを手にしている。

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 初日のフリー走行(FP)2回目で3番手という好調ぶりを窺わせていた角田は、FP3で14周回を重ねて全体13番手となる1分16秒668のベストタイムを計測した後、迎えた予選のQ1は4番手となる1分15秒894で余裕をもってクリアすると、Q2も1回のアタックで1分15秒358と3番手通過。昨季の最終戦(アブダビGP)で記録した自己最高記録(6番手)を更新することが期待されたが、Q3では1分15秒465で7番手に止まった。

 予選を終えて、彼はチームの公式サイト等を通し、「正直なところ、自分自身に対しては完全に満足していません。今日のQ3で最大限のパフォーマンスを発揮できなかったからです」と、やや悔いを残したことを明らかにしながらも、予選全体を通じてポジティブにも捉えるとともに決勝に向けての意気込みを語っている。

「(Q3までは)かなり良かったと思います。Q2を1回の走行で突破できたのは初めてで、それは確実にポジティブなことです。Q3でのラップはあまり素晴らしいものではなく、もっと良い結果を期待していたし、もっと良いパフォーマンスができたはずです。ドライバーとしては、全てを上手くまとめられなかった時や、まだ余力が残っていると感じた時はいつもフラストレーションが溜まります」

「それでも、今週はこれまでのところかなり堅実にきているので、最大のパフォーマンスを引き出し、明日はダニエル(・リカルド)とともに力強くフィニッシュすることに集中します!」

 また、メディアに対しては「Q3の主役になれれば良かったですが、この結果とQ3に進出させてくれたチームの仕事に満足しています。決勝は、ホームのファンの前でより多くポイントを獲得できれば素晴らしいと思いますが、それにはメルセデス(ジョージ・ラッセルが6番手、ルイス・ハミルトンが8番手)を抜く必要があります」と応えた(ブラジルのF1専門サイト『GRANDE PREMIO』より)。
 
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