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バレーボール

「我々にとって最大の脅威」日本女子バレーの強さに“絶対負けられない”中国が警戒!「トルコにも番狂わせを演じた」【ネーションズリーグ】

THE DIGEST編集部

2024.05.22

日本女子の主将を務める古賀紗理那。笑顔と声出しを欠かさない。(C) Getty Images

日本女子の主将を務める古賀紗理那。笑顔と声出しを欠かさない。(C) Getty Images

 現地5月19日、パリ五輪出場を懸けたバレーボール・ネーションズリーグの1次リーグがトルコのアンタルヤで行なわれ、日本女子はポーランドに0―3(24-26、20-25、23-25)のストレートで敗れ、今大会初黒星を喫した。
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 この日本の敗戦に強く反応したのは中国メディア『捜狐』だ。ネーションズリーグ予選ラウンド終了時の世界ランキングがアジア・オセアニア地域で最上位、もしくは出場権を得ていない国のうち上位3位以内に入ればパリ五輪の切符を獲得できるからだ。日本と中国は昨年の予選大会で直接出場権を逃している。

 ここまで日本と中国は互いに3勝1敗。同じアジアのライバルとして絶対に負けられない戦いが続くなか、同メディアは「このネーションズリーグは、中国女子にとって極めて重要な大会だ」と報道。「現在、日本女子は我々にとって最大の脅威のひとつとなっている」と警戒心をあらわにした。

 続けて、同メディアは今大会での日本のパフォーマンスについて触れ、「日本はブルガリア、ドイツを3-0のストレートで撃破し、トルコにも番狂わせを演じて勝利するなど強さを見せつけた」と記述。「アジアでナンバーワンになればパリへの切符を獲得できるため、日本女子は簡単には諦めないだろう」と予測している。
 
 さらに、日本vsポーランド戦については「第1セットは、日本が圧倒的優位に立っていたにもかかわらず、決定的な場面でチャンスを活かせなかった。逆にポーランドは劣勢に立たされると底力を発揮した」とレポート。「第2、3セットは、シーソーゲームとなったが、日本がポーランドの猛攻を止められず、結局セットカウント0―3で敗れた」と報じた。

 現在、世界ランキングは日本が314.61ポイントで8位、中国が337.12ポイントで6位(5月21日時点)。日本はこのあと、中国のマカオに舞台を移す。とりわけ5月31日の中国との直接対決に注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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