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バレーボール

日本男子バレーがドイツに劇的な逆転勝利も獲得ポイントはわずか「+0.01」! 最新世界ランキング&VNL順位表はどうなった!?【ネーションズリーグ】

THE DIGEST編集部

2024.06.06

フルセットの末にドイツを下した日本男子代表。3連勝を飾り、通算成績を5勝1敗とした。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

フルセットの末にドイツを下した日本男子代表。3連勝を飾り、通算成績を5勝1敗とした。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 6月5日、パリ五輪予選を兼ねた男子バレーボール・ネーションズリーグ(VNL)の1次ラウンドが福岡で開催され、日本男子代表(世界ランキング4位)はドイツ(同12位)と対戦。第1セットを25-22で奪うも、その後に22-25、25-27と連取されて窮地に陥る。それでも第4セットを25-23で辛くも制すると、第5セットは15-8と地力の差をみせつけた。セットカウント3対2で競り勝ち、1次ラウンドの通算成績を5勝1敗としている。
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 スリリングな逆転勝利に会場は大盛り上がりとなったが、ランキング下位のドイツとフルセットでの勝利だっただけに、日本がランキングポイントで掴んだのはわずかに「+0.01」だった。もし敗れていれば10ポイント以上の減点を余儀なくされていたが、なんとか踏みとどまった格好だ。日本は堂々世界4位の座をキープしている。

 日本もドイツもすでにパリ行きを決めているが、今大会の1次ラウンドでは女子と同様、最後の五輪出場枠を争う熾烈なバトルが繰り広げられている。全12枠のうち7枠が決まっているため、残るは5枠で、1次ラウンドが終了する6月23日時点での世界ランキングが指標となる。アフリカ大陸代表(現時点でランキング最上位はエジプト)が除外されるため、実際は4枠しかない。出場決定国以外で構成されるランキングで上位4チームに入れば、晴れてパリ五輪出場が確定するのだ。

 VNL1次ラウンドの順位表でも日本は暫定ながら2位に浮上した。こちらは全12試合を終えて、ファイナルラウンドの開催国であるポーランドを含まない上位7チームが準々決勝へ進むレギュレーションだ。
 
 日本時間6月6午前5時時点の最新世界ランキング・トップ12(★=五輪出場決定国。カッコ内はVNL試合消化数)と、VNL順位表(カッコ内はポイント数/セット勝敗差)は以下の通りである。

【男子バレーボール・最新世界ランキング】
1位:ポーランド★ 415.13ポイント(5)
2位:イタリア 361.86ポイント(4)
3位:アメリカ★ 360.02ポイント(5)
4位:日本★ 347.26ポイント(6)
5位:スロベニア 335.00ポイント(5)
6位:ブラジル★ 334.85ポイント(5)
7位:フランス★ 318.12ポイント(4)
8位:アルゼンチン 300.56ポイント(5)
9位:キューバ 252.19ポイント(5)
10位:カナダ★ 243.39ポイント(5)
11位:セルビア 238.51ポイント(4)
12位:ドイツ★ 238.30ポイント(6)

【男子バレーボール・VNL1次ラウンド順位表】
1位:スロベニア 5勝0敗(13ポイント/+10)
2位:日本 5勝1敗(13ポイント/+8)
3位:ポーランド 4勝1敗(12ポイント/+7)
4位:イタリア 4勝0敗(11ポイント/+9)
5位:カナダ 3勝2敗(10ポイント/+4)
6位:キューバ 3勝2敗(10ポイント/+3)
7位:フランス 3勝1敗(9ポイント/+6)
8位:ブラジル 3勝2敗(9ポイント/+3)
9位:オランダ 2勝2敗(6ポイント/-1)
10位:アルゼンチン 2勝3敗(6ポイント/-3)
11位:アメリカ 2勝3敗(6ポイント/-3)
12位:ドイツ 1勝5敗(4ポイント/-8)
13位:セルビア 1勝3敗(3ポイント/-6)
14位:ブルガリア 1勝4敗(3ポイント/-8)
15位:トルコ 0勝5敗(1ポイント/-10)
16位:イラン 0勝5敗(1ポイント/-11)

構成●THE DIGEST編集部

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