バレーボール

「私がしないと」重圧から解き放たれた主将・古賀紗理那。五輪枠を争うカナダ女子バレーの“要注意人物”に挙げたのは?【ネーションズリーグ】

THE DIGEST編集部

2024.06.13

コート上で笑顔を絶やさない古賀。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 バレーボールネーションズリーグ(VNL)の女子予選ラウンド第3週の初戦が6月12日、西日本総合展示場(福岡・北九州市)で行なわれた。日本は韓国を3-0(25-16、25-16、25-23)のストレートで撃破し、1次リーグの通算成績を7勝2敗とした。
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 試合後のミックスゾーンで主将の古賀紗理那は顔をほころばせていた。この日、チーム2位の15得点(アタック13得点・ブロック2得点)を挙げ、チームの勝利に貢献。好調の要因について「去年に比べて年上の選手が増えたっていうのが本当に助かっていて」と語り、こう続けた。
 
「特に小島(満菜美)選手にキャプテンみたいなことをしてもらっている。去年までは『私がしないと』みたいな気持ちが強かったけど、今年は助けてくれる人がたくさんいるのが心の余裕というか…。そこが去年とは全然違うし、気持ちもラクだし、自分のプレーにフォーカスできている」

 13日は五輪切符を争うカナダと対戦。ここで勝てば、パリ行きにぐっと近づく。古賀は「カナダは大切な試合。(日本より)世界ランクは下ですけど、オフェンシブな選手が多くいる。特に3番(キアラ・バンライク)の選手はサーブも強烈だし、スパイクのところはミスもするけど、本当に強く叩いてくる。3番と9番(アレクサ・グレイ)を抑えて数字を落とすことが大切」と警戒心を示した。

構成●THE DIGEST編集部

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