バレーボール

「差を感じた」東京五輪金アメリカに惨敗…女子バレー主将・古賀紗理那が覚えた危機感「解決策を考えないと」【ネーションズリーグ】

大田更紗(THE DIGEST編集部)

2024.06.17

アメリカに惨敗し、焦りの色を隠せなかったキャプテン古賀。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 バレーボールネーションズリーグ(VNL)の女子予選ラウンド第3週の第4戦が6月16日、西日本総合展示場(福岡・北九州市)で行なわれた。日本はアメリカに0-3(15-25、18-25、24-26)のストレートで敗戦し、1次リーグの通算成績を8勝4敗とした。
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 試合後、キャプテンの古賀紗理那は、パリ五輪でも対戦する可能性がある東京五輪金のアメリカについて「結構、差を感じた」と本音を吐露。「オフェンスのところで、スパイカーが工夫して決めたり、プッシュで落としたりとか。私たちもそういうところを見習わないといけない」と危機感を募らせた。

 古賀は、今大会予選ラウンド12試合を終え、組織的に対策していると感じたのは「アメリカとポーランド」と明かす。だが、今夏のパリ五輪でメダルを狙うには、こういった強豪を超えなければならない。「対戦相手がそうさせているのかもしれなけど、勝たないといけなかった」と悔しさを滲ませ、こう続けた。
 
「私たちのなかでのチグハグがめっちゃ多くて。1セット目、2セット目もチグハグ。修正しようとしたけど3セット目もチグハグ。最後までチグハグみたいな。解決策を私だけじゃなくて選手スタッフ、みんなで考えていかないと」

 一方、古賀は熊本県出身。地元九州での試合開催に対し、「九州でできてすごく嬉しい。家族もずっと支えてくれたので、プレーを見せることができて幸せ」と喜びをかみしめた。

取材・文●大田更紗(THE DIGEST編集部)

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