バレーボール

日本男子バレーの“過剰人気”は異国でも健在!? フィリピンのバレー連盟が異例告知!「日出ずる国の活躍を見る準備はできているか?」【ネーションズリーグ】

THE DIGEST編集部

2024.06.17

日本男子バレーの高橋(左)と石川(右)は異国でも高い人気を誇る。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 異国の地でも人気は絶大のようだ。

 現地6月18日から男子バレーボールのネーションズリーグ(VNL)予選ラウンド第3週が行なわれる。前週に福岡大会を戦い終えた日本代表(世界ランク3位)はフィリピン・マニラに舞台を移し、初戦はカナダ代表(同9位)と相まみえる。

 すでにパリ五輪の出場権を獲得している日本は今大会を同五輪の前哨戦として捉え、大会結果が五輪本大会の組み合わせ抽選(女子=6月19日、男子=同26日)に影響するため相手により先発メンバーを変更しながらチームの底上げを図り、ここまで通算6勝2敗と好調をキープしている。

 特に地元開催だった福岡大会はチケットが即完売する人気で、日本の試合は連日超満員を記録した。コート外でもその人気ぶりは変わらず、グッズが爆発的に売れるフィーバーぶりで選手と直接触れ合うことができるファンゾーンには大勢のファンが詰めかけるほど、異様な雰囲気だった。
 
 そんな史上空前の人気を誇る日本男子バレーは、予選ラウンド最終週を控えるフィリピンでも人気は健在のようだ。同国のポータルメディア『Supreme Sports』は「日出ずる国、日本が明日"グレート・ホワイト・ノース"カナダと、ネーションズリーグの火蓋を切る!」と公式X(旧ツイッター)に投稿。自国開催の初戦を大々的に報じている。

 さらに、同国バレーボール連盟(PNVF)の公式SNSにはサウスポー・エースの西田有志を中心に据えて、第1週のブラジル大会で活躍した宮浦健人を右に、高橋健太郎を左に置く特別なポスターで大会を告知している。文面には「チーム・ジャパンの活躍を見る準備はできているか?」と煽る文言を添え、現地でも高い人気を誇る日本に注目していた。

 昨年のVNL予選・第3週の開催地となったフィリピンでは、日本代表に対する熱狂ぶりが大きな話題となった。キャプテンを務める石川祐希や高橋藍の人気選手をはじめ、西田ら他の選手をひと目見ようとファンが殺到し、通路を通る彼らに向けて無数のスマートフォンが向けられるほど、国内と変わらない異例な過熱ぶりだった。

 史上最強と謳われる現在の日本男子バレーは、異国でも熱い視線が注がれている。

構成●THE DIGEST編集部

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