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【スケートボード】堀米雄斗、逆転で2大会連続のパリ五輪切符つかむ!男子ストリートのブダペスト大会で優勝

THE DIGEST編集部

2024.06.23

2大会連続の五輪出場を決めた堀米。(C) Getty Images

2大会連続の五輪出場を決めた堀米。(C) Getty Images

 スケートボード男子ストリートの堀米雄斗は6月23日、オリンピック予選シリーズ第2戦のブダペスト大会の決勝戦に出場。283.01ポイントをマークし、1位でフィニッシュ。2大会連続の五輪出場を決めた。
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 今大会のトータルスコアは、45秒のラン2本とベストトリックの試技5回で構成。2回のラン(各100点満点)のうち得点の高いランと、ベストトリック(それぞれ100点満点)で最も高い得点2つが加算され、合計得点は最大300点となっている。

 22日に行なわれた準決勝では、ラン1本目で90.38を叩き出し“初代王者”の貫禄をみせるが、続くベストトリックの1、2本目に立て続けに派手に転倒。激しく地面に叩きつけられた左ひざを押さえた。しかし、3本目は92,57ポイントの高得点をマーク。中継カメラに喜びの表情をみせ、4本目もガッツポーズ飛び出す高得点。89.88ポイントをマークし、トータルスコア272.83ポイントでフィニッシュ。堀米は全体1位で決勝進出を果たした。

 東京五輪金メダリストの堀米は上海大会を終えた時点では、世界ランキングは全体11位、日本勢で5番手と五輪出場圏外だった。

 逆転での2大会連続のパリ切符狙う堀米は、決勝で8番手に演技を披露。ラン1本目、序盤から順調にライディングをメイク。残り5秒の最後のランもしっかりと決めて終え、実況からも「レッツゴーユウウウト‼」と歓喜の雄叫び。さらに90.26ポイントの高得点が飛び出すと「90‼WOW!」と実況中継も会場も大歓声に包まれた。ラン2本目では、58.37ポイントをマーク。全体2位につけた。

 続く、ベストトリックは、1本目のライドで95.65ポイントの高得点をマーク。これでトータルスコア185.91ポイントとなり、2位を死守。2本目は激しく転倒し、ノーポイントだった。


 3本目は驚愕の97.10ポイントをマーク。メイクした瞬間に会場から大歓声を浴びた。この日、ベストトリックで最高得点を叩き出した堀米は、トータルスコア283.01ポイントで首位に浮上。実況も「クレイジー!!!」と絶叫し、大興奮で堀米の圧巻トリックを伝えていた。

 また4、5本目は失敗したが、トータルスコア283.01ポイントで、五輪予選シリーズのブダペスト大会を制し、2大会連続の五輪出場を決めた。

構成●THE DIGEST編集部

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