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【F1】交代がささやかれる角田裕毅の相棒リカルドを「パフォーマンスを発揮できなければ、来年クルマに乗せるのは難しい」とRBのバイエルCEOが発言!

THE DIGEST編集部

2024.07.04

去就が注目されているリカルド(左)と契約延長をした角田。(C)Getty Images

 F1のRBで角田裕毅のチームメイトとしてシーズンを戦っているダニエル・リカルドの来季の契約について、チームのCEOを務めるピーター・バイエル氏がコメントした。

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 昨年途中にニック・デ・フリースと代わってアルファタウリ(現RB)のシートを獲得し、F1に復帰したリカルド。今季は開幕からパフォーマンスで角田に圧倒されるレースが続き、来期以降の契約も未定、リザーブドライバーのリアム・ローソンとの交代の噂もささやかれている状況だ。

 イギリスのF1専門メディア『PLANETF1.com』はバイエル氏へのインタビューを紹介。バイエル氏は、RBがレッドブルの育成の場としての役割以上に、チーム単体として成績を求められるようになってきたことに触れ、「ダニエルはユーキの開発プロジェクトに参加しており、育成としてではなく、パフォーマンスでユーキを助けるために加入した」と役割を強調した。

 そして、「同時に、我々は明らかに彼に非常に速くて経験豊富なドライバーとして期待していたし、彼のパフォーマンスにも期待していた」とし、「彼はパフォーマンスを発揮する必要がある。もし彼がパフォーマンスを発揮しなければ、来年は彼をクルマに乗せるのは難しいだろう」と純粋な成績を残せなければシートを確保することはできないと話した。

 また、リカルドが今後良い成績を残すために必要なことについて問われると、「基本的には彼に集中させること。彼の集中力は凄まじいです」としており、「余分なメディアに割く時間は本当に最小限に抑えている。スポンサーシップへの出演も最小限だ。今、バトルに集中しているのは、ダニエルとおそらくマックス(・フェルスタッペン)だけだ。この2人は、レースがすべてだと思う」と話した。

 カナダGP前には元F1王者ジャック・ビルヌーブからの辛辣批判を予選5番手、決勝8位入賞という結果で答えてきたリカルド。来期も角田の相棒としてグリッドに並ぶことができるのか注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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