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「その...お母さんみたいな感じなので...」競泳・本多灯がともに練習を重ねる鈴木聡美への“信頼”を冗談交じりに語る

THE DIGEST編集部

2024.07.05

お互いの印象について語った鈴木(左)と本多。写真:滝川敏之

お互いの印象について語った鈴木(左)と本多。写真:滝川敏之

 パリ五輪開催目前となった7月5日、(公財)日本オリンピック委員会(JOC)は、TEAM JAPANの壮行会を東京体育館メインアリーナで行い、6000人を超える来場者が選手に激励を送った。

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 当日はTEAM JAPANの応援リーダー松岡修造氏、副リーダー高橋尚子氏らに加え、抽選で選ばれた子どもらを中心に6000人を超える来場者が応援に駆け付けた。

 壮行会では岸田文雄内閣総理大臣のビデオメッセージや、北区立稲付中学校のリレーメッセージ、渋谷区立鳩森小学校の児童らを中心とした会場からの激励エール、スキマスイッチによる応援ライブを選手に届けた。

 会終了後にはバレーボール、バスケットボール、競泳など様々な競技の選手らが取材に応じ、五輪への意気込みや思いなどを話した。

 中でも、200メートルバタフライの本多灯が持ち前の明るさで場を和ませた。他のメンバーと同様に自身の持ち味を問われた本多は「ええと、何を言おうとしたんだっけ?」とまさかの回答。難しい顔で何とか思い出そうとする本多を見かねて、競泳100メートル平泳ぎの鈴木聡美が「とにかく自分らしくいられることじゃない?」とアシスト。本多も「そうだそうだ、無邪気にレースに臨めるところだと思います」と笑顔で同意した。

 現在合宿で同じプールを使用しているという鈴木と本多。ともに日本代表として練習を重ねる中で、本多は鈴木にかなり信頼を置いているようで、「(鈴木は)代表の中でもやっぱり最年長で落ち着きのある選手だと思っているので、その...お母さんみたいな感じなので...ちょっと困ったら(問題を)投げてもいいかなと思って」と笑いを誘うと、鈴木も「出た、あんま困らせんでね!」と返し、本多も「すいません!」と平謝りだった。

 どんなに緊張する場面でもそれを楽しんでレースに臨めることが強みと話した2人。今回見せたその強みをパリでも見せてくれるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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