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【F1】好調リカルド、角田裕毅との同僚対決について「あまり速くない人に尻を蹴られることはない」とコメント!

THE DIGEST編集部

2024.07.11

角田(左)を認める発言をしたリカルド。(C)Getty Images

角田(左)を認める発言をしたリカルド。(C)Getty Images

 F1チームRBのダニエル・リカルドは、現在9ポイント差で追い上げる角田裕毅とのチームメイト対決について報道陣に自身の考え方を語った。

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 レッドブルのセルジオ・ペレスの後任候補として名前が挙がることが多くなってきたリカルド。レッドブル、RBのリザーブドライバーで同じく候補の1人、リアム・ローソンがシルバーストン・サーキットでの事実上のテスト走行を行なう前日に、英国のF1専門メディア『PlanetF1.com』はRBのチーム内競争についての記事を公開した。

 ペレスに代わりレッドブルのシートを獲得することを目的にRBでシーズンをスタートさせたリカルドは、角田に完敗したことでその目論見は外れ、レッドブルはペレスと延長契約を結んだ。

 リカルドは今季ここまでの自身のパフォーマンスについて「確かに僕はいくつかの小さな高みを経験したが、全体としては、それはおそらく期待されていたものではなかったし、僕が自分自身に望んでいるものではなかった」と言及。続けて、「だから、勝てない時はもちろん多少の批判を受けることはわかっている。でも、ギャップはそこまで無かったと思う。というか、ユウキに半秒ほど差をつけられたことはめったにない」と弁解した。

 一方でここまで角田に予選の成績で9勝3敗、9ポイント差と負け越している点については、「彼は多くの賞賛を得ていると思う。だから、あまり速くない人に尻を蹴られることはない。彼が1周のペースがとても良いのは誰もが認めていると思う。チームメイトの戦いは明らかに注目されるものなんだ」と角田の速さとともに、自身の劣勢も認めるようなコメントを残した。

 ここ4戦で6ポイントと間違いなく成績が向上してきているリカルド。ここからの巻き返しも注目される。

構成●THE DIGEST編集部

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