バレーボール

日本男子バレー、パリ五輪組み合わせ発表の瞬間に一喜一憂。石川祐希はチーム最年少に“イジられる”場面も

THE DIGEST編集部

2024.07.14

パリ五輪に臨む日本男子バレー。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

 運命の瞬間を捉えた舞台裏が話題を呼んでいる。

 7月14日、日本バレーボール協会(JVA)の公式YouTubeが男子のパリ五輪組み合わせ抽選発表時の日本代表のリアクションを公開している。
【PHOTO】パリ五輪へ出場するバレーボール男子日本代表の"爆笑"壮行会!

 去る6月26日にポーランドで実施されたパリ五輪の組み合わせ抽選会。プールCに振り分けられた世界ランク2位の日本は、アメリカ(同5位)、アルゼンチン(同8位)、ドイツ(同11位)と同組になった。チーム全員で抽選会の様子をモニタリングしていた関田誠大や高橋健太郎など、選手は一喜一憂した表情を見せていた。その一方で、フィリップ・ブラン監督は両手で顔を覆い、苦笑いを浮かべる場面もあった。
 
 動画内で指揮官は「オリンピックでのプール戦が難しい事は分かっていますし、最悪な相手とも簡単な相手だとも思っていません。とにかくメダルを獲るためには、この対戦国と張り合う必要があります」とグループステージ突破に向けて意気込んだ。チームをまとめる主将の石川祐希も「ドイツとアルゼンチン、この2つは絶対に重要な試合だと思う」と、初戦のドイツ、2戦目のアルゼンチン戦がキーポイントだと強調。「非常に力のあるチームなので、気を引き締めて臨みたい」と語った。

 なお、動画内には抽選会を見守った表情以外にも、先日のネーションズリーグで銀メダルを獲得した戦いの舞台裏にカメラが密着。ミーティングの真剣な表情から、チーム最年少の20歳・甲斐優斗がカメラを片手に石川や西田有志を逆取材して爆笑を誘い、素の表情を引き出すなど、ファン垂涎のシーンが多く収められている。
 
 パリ五輪は4チームずつ3つのグループに分かれて総当たり戦の予選ラウンドを戦い、各組上位2か国と3位のうち上位2チームが決勝トーナメントに進出する。日本男子バレーは52年ぶりの金メダル奪還を目標に掲げ、大舞台に挑む。

構成●THE DIGEST編集部

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【動画】パリ五輪組み合わせ発表の舞台裏(3分15秒~)&甲斐優斗がキャプテン石川祐希を”イジる”場面も(2分50秒~)