現地７月14日、女子ゴルフの海外メジャー第４戦・エビアン選手権がフランスのエビアンリゾートGCで最終日が行なわれ、１打差の２位タイでスタートした古江彩佳が通算19アンダーで大会初優勝。日本勢４人目となる海外メジャー制覇の快挙を達成した。

　まさに神がかりなスーパープレーを連発した。13番を終えた時点で３打差をつけられたていた古江だが、そこから14、15番でロングパットを連続でねじ込むと、16番も沈めてなんと３連続バーディー。一気に首位に並ぶと、18番パー５ではギリギリ池を越えて２オンに乗せた。最後はイーグルで締めくくり、24歳の日本人女子ゴルファーが戴冠を果たした。
  　驚異的な猛追を見せ、頂点にまで駆け上がった古江のハイライト動画がすぐさま大会公式のSNSにアップされている。最後のウイニングパットを沈めて右手でガッツポーズ、４日間を戦い抜いた日本人ゴルファーからのシャンパンシャワー、上空からパラシュートで日の丸が降りてくる粋な演出、満面な笑みで優勝トロフィーを掲げるムービーが32秒の尺に収まり、文面には「アヤカ・フルエは永遠のメジャーチャンピオン」と記され、彼女の初タイトルを祝福している。

　猛チャージで優勝した古江の快挙は日本人ファンだけでなく、海外関係者も拍手喝采を送るほど価値のある勝利だった。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】古江彩佳のウイニングパット、空から日の丸が揺らぐ粋な演出も…大会公式の感動ムービー