パリ五輪開幕を目前に控え、驚きのニュースが飛び込んできた。

　現地７月17日、日本体操女子代表チームは合宿先のモナコで練習をメディアに公開した。しかしその場にチームの主将でエースの宮田笙子（順天堂大）の姿はなし。日本体操協会の田中光・女子強化本部長は「事情により今日は参加していない」と話すにとどめたが、翌18日になって宮田が行動規範の疑いでチームを離脱していたことが判明したのだ。喫煙の疑いがあり、順天堂大とともに調査を進めている同協会は、日本時間の19日午後に会見を開く予定だという。
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　現時点で詳細は明らかにされていないが、もし代表剥奪となればまさに異例の事態。体操女子代表は現地19日にパリの選手村へ入り、大会は26日に開幕、２日後の28日から体操女子の予選がスタートする。宮田が出場するかどうかは不透明だ。
  　木曜日の夜に第一報が伝えられると、SNS上には日本のファンからの書き込みが殺到。Ｘ上では「喫煙疑惑」と「代表離脱」がトレンドワード入りしたほどだ。「え？ 噓でしょ！」「五輪出場はさすがに難しいか」「まだ19歳だからなぁ。年齢は成人でもタバコは20歳から」「残念すぎるよ」「代表剥奪とか厳しすぎん？」「本当だとしたら信じられない」「協会の判断は正しい」「大目に見てあげよう…という話でもないか」などなど、さまざまな意見が寄せられている。

　宮田は2022年の世界選手権・種目別平均台で銅メダルを獲得し、今年は４月の全日本選手権で初優勝、５月のNHK杯では３連覇を達成と、代表チームのエースとして活躍が期待されていた。五輪初出場となる今大会ではキャプテンを任され、モナコへの出国時には「一番チームを引っ張らないといけない立場だと思うので、みんなで笑顔で戻ってこられるように精一杯頑張りたいと思います」と意気込みを語っていた。

構成●THE DIGEST編集部

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