4年に一度開催されるスポーツの祭典、オリンピックのパリ大会は7月26日に開会式を迎える。選手たちが開会式で着用する"ユニフォーム13選"をシンガポールの富裕層向けライフスタイルメディアが報じた。
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シンガポールの富裕層向けライフスタイルメディア『prestigeonline』は「2024年パリ・オリンピックの開会式ユニフォームの最先端はこれだ」と題した記事を紹介した。
同メディアは、「スポーツの世界とファッションの世界が融合することで、夏季五輪の公式ユニフォーム等がファッション性の高いものになることは間違いない。特にここ数年、ミュウミュウやロエベといったハイファッションブランドが、ニューバランスやオンといった有名なスポーツ用品ブランドとコラボレーションした」と言及したうえで、オリジナルのパリ大会の公式ユニフォーム13選を公表した。
13:インドネシア代表
「デザインはパリを拠点とするインドネシア人デザイナー、ディディット・ヘディプラセティオ氏。Tシャツ、ショーツ、トラックパンツ、ジャージから構成され、衣装の印象的な赤と白は、インドネシアの国旗をイメージ。白は純粋さと静けさを、赤は勇敢さと欲望を象徴している。このナショナリスティックな配色は、国のアイデンティティを尊重すると同時に、国際的に活躍するアスリートのモチベーションを高める役割も果たしている」
12:台湾代表
「デザインはヨネックス。開会式衣装はレトロな装いの、ブルーのダブルスーツで、ゴールドトーンのボタンと誇張されたピークラペルがコントラストをなしている。その下には、男女ともに襟の広いオープンカラーの白シャツと、台湾国旗の色を表現するために真っ赤なスカーフを用意。日本のヨネックスと共同でデザインのセンス良く仕立てられた開会式用スーツで金メダルを狙っている」
11:スウェーデン代表
「デザインはユニクロ。適正な価格で高品質の衣料品を製造することで大陸で最も愛されており、ファッションに敏感な人々の間では定番だ。セレモニー衣装は、非常にシンプルだが、良い着心地のためにデザインされ、右胸にはユニクロのロゴを配置。ネックラインははスウェーデンの国旗の色があしらわれ、カラーマッチのトラックスーツセットで構成されている。さらに、トラックスーツ・ジャケットの脇の下、胸、背中の上部などには、汗と熱を逃がすために通気性を高めたパネルが施されている」
10:イタリア代表
「デザインはEA7 by アルマーニ。ヴェルサーチ、プラダ、ヴァレンティノ、アルマーニなど、イタリア人は印象的な服装を知り尽くしている。アルマーニ・チームは、スポーツウェアの感性に寄り添い、EA7のカジュアル・クールのレシピを守り続けた。アスリートたちは、アルマーニ・ブルーのトラックスーツのフロントに『W ITALIA』の刺繍を施し、お揃いのTシャツ、スウェットシャツ、ポロシャツも用意。もちろん、EA7が提供するシューズを履いて歩き、移動中は同ブランドのトロリーバッグを身につける」
9:スペイン代表
「デザインはジョマ。勇敢で情熱的な赤は、常にスペイン人と結びついてきた。そのため、今年も燃えるような色合いで統一されている。開会式の服装は、深いワインレッドのシングルブレストブレザーに同色のボタンがあしらわれ、チームスペインのオリンピックの公式パッチがあしらわれている。男性選手は、クリーム色のズボンの下にボタンアップシャツを着用し、女性選手は、同じボタンアップシャツの下に、赤、黄色、オレンジ、白の色合いが組み合わせられた、サンレイプリーツ・スカートを着用。すべてのウェアはリサイクル素材のポリエステルやオーガニックコットンなど、持続可能な素材を使用している」
8:韓国代表
「デザインはノースフェイス。アジアのエンタテインメントの巨頭、韓国は、豪華な衣装を着こなす術を心得ている。その最たるものがジャケットで、高級感と深みのあるブルーから始まり、裾に向かって真っ白になっていく。韓国の伝統的な水墨画にインスパイアされたというこのジャケットは、黒のパンツと対照的な赤のベルトで組み合わせている。このコレクションでは16種類ものアイテムがリサイクル素材から作られ、冷却、撥水、軽量の機能が強化された」
7:オーストラリア代表
「デザインはスポーツクラフト。セーヌ川でエメラルド色の衣装を身にまとった選手を見かけたら、それは豪州代表に間違いない。セレモニー衣装は、格調高く、それでいて親しみやすく、気取らない感性が印象的だ。ゴールドのボタンが付いたゆったりとしたシングルブレストのブレザーを身にまとい、内ポケットの裏地には、過去301人のオーストラリア人オリンピックチャンピオンの名前と、オーストラリアのオリンピック宣誓が控えめに刺繍されている。男性用にはクリーム色のショートパンツが、女性用にはグリーン、イエロー、ホワイトのグラデーションが施されたサンレイプリーツのスカートを用意。男性用にはアクセサリー用のベルトが、女性用にはクロスボディバッグと色違いのスカーフが用意されている」
6:タイ代表
「デザインはグランドスポーツ。青と赤を基調とした衣装は、ジップアップジャケットにダークカラーのスウェットパンツと白のスニーカーを組み合わせたものとなる予定。ジャケットの肩のディテールは特に興味深く、袖と一体化したスカラップモチーフが特徴で、背中には大文字で国名が刺繍されている。また有史以前からの歴史を持つ、バン・チェンの遺産をモチーフにした装飾が施されている」
5:イギリス代表
「デザインはベン・シャーマン(3年連続)。同ブランドとのコラボで生まれたモチーフは、イギリスを構成する4つの国を象徴する花々を組み合わせた斬新なロゴだ。(イングランドはイングリッシュローズ、スコットランドはアザミ、ウェールズはスイセン、アイルランドはシャムロック)同ロゴはユニオンジャックをあしらったポロシャツとボンバージャケットに施されている。またオックスフォードパンツと、ハッピーソックスを着用する」
4:日本代表
「デザインはアシックス。今回は、パフォーマンスと持続可能性を追及。ポディウムジャケットには、アシックス独自の動きに応じて開閉するメッシュ素材を戦略的な部分に配置し、着用時の湿度を下げ、通気性を向上させた。また製造にはリサイクル素材を使用し、生産ラインでは再生可能エネルギーを使用。温室効果ガスの排出量を約34%削減した。さらに今年は朝焼けで空が染まる「パリの日の出」の力強さや暖かさを表現し、日本伝統の吉祥模様である『矢絣』に着想を得た、決意と強さを表すYAGASURIグラフィックとマッチしている」
3:カナダ代表
「デザインはルルレモン。開会式はカナダ国旗のメープルリーフがデザインされたコンバーチブルジャケットとパンツ。閉会式は、ウィスラー拠点の先住民クリー族のアーティストがオーロラにインスピレーションを得てデザインしたユニークなプリントが施されている。またセーヌ川沿いでの開会式や閉会式に合わせ、天候にも対応。パッカブルポンチョは使わないときはカンガルーポーチに収納でき、ジャガード織りのボンバージャケットは取り外してバックパックのストラップにかけることができる」
2:フランス代表
「デザインはベルルッティ。パリの街並みや歴史に名を刻むモニュメントを背景に、男性は、国旗の3色をイメージしたワインレッド、ホワイト、セルリアンの深いグラデーションが印象的なラペルのシングルブレスト・ネイビーブレザー。一方、レディースは、同じラペルのディテールのベストが用意され、パンツか、膝上丈のサテンスカートと組み合わせることができる。同高級ブランドのスーツに身を包んだフランス選手団が、より洗練された華やかさを演出することだろう」
1:アメリカ代表
「デザインはラルフ・ローレン。同ブランドが手掛けたパリの開会式の衣装は、アメリカ東海岸にインスパイアされたアメリカン・プレッピーな感覚を忠実に再現。国旗の白と赤のボーダーで縁取られたシングルブレストのネイビーブレザーには、レーベルを象徴する1頭のポロホースと五輪チームの記章のパッチがあしらわれている。閉会式では、ボンバージャケットに、USAの文字が太字で刺繍されたジーンズを合わせたオールホワイトのルックに変わる」
構成●THE DIGEST編集部
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同メディアは、「スポーツの世界とファッションの世界が融合することで、夏季五輪の公式ユニフォーム等がファッション性の高いものになることは間違いない。特にここ数年、ミュウミュウやロエベといったハイファッションブランドが、ニューバランスやオンといった有名なスポーツ用品ブランドとコラボレーションした」と言及したうえで、オリジナルのパリ大会の公式ユニフォーム13選を公表した。
13:インドネシア代表
「デザインはパリを拠点とするインドネシア人デザイナー、ディディット・ヘディプラセティオ氏。Tシャツ、ショーツ、トラックパンツ、ジャージから構成され、衣装の印象的な赤と白は、インドネシアの国旗をイメージ。白は純粋さと静けさを、赤は勇敢さと欲望を象徴している。このナショナリスティックな配色は、国のアイデンティティを尊重すると同時に、国際的に活躍するアスリートのモチベーションを高める役割も果たしている」
12:台湾代表
「デザインはヨネックス。開会式衣装はレトロな装いの、ブルーのダブルスーツで、ゴールドトーンのボタンと誇張されたピークラペルがコントラストをなしている。その下には、男女ともに襟の広いオープンカラーの白シャツと、台湾国旗の色を表現するために真っ赤なスカーフを用意。日本のヨネックスと共同でデザインのセンス良く仕立てられた開会式用スーツで金メダルを狙っている」
11:スウェーデン代表
「デザインはユニクロ。適正な価格で高品質の衣料品を製造することで大陸で最も愛されており、ファッションに敏感な人々の間では定番だ。セレモニー衣装は、非常にシンプルだが、良い着心地のためにデザインされ、右胸にはユニクロのロゴを配置。ネックラインははスウェーデンの国旗の色があしらわれ、カラーマッチのトラックスーツセットで構成されている。さらに、トラックスーツ・ジャケットの脇の下、胸、背中の上部などには、汗と熱を逃がすために通気性を高めたパネルが施されている」
10:イタリア代表
「デザインはEA7 by アルマーニ。ヴェルサーチ、プラダ、ヴァレンティノ、アルマーニなど、イタリア人は印象的な服装を知り尽くしている。アルマーニ・チームは、スポーツウェアの感性に寄り添い、EA7のカジュアル・クールのレシピを守り続けた。アスリートたちは、アルマーニ・ブルーのトラックスーツのフロントに『W ITALIA』の刺繍を施し、お揃いのTシャツ、スウェットシャツ、ポロシャツも用意。もちろん、EA7が提供するシューズを履いて歩き、移動中は同ブランドのトロリーバッグを身につける」
9:スペイン代表
「デザインはジョマ。勇敢で情熱的な赤は、常にスペイン人と結びついてきた。そのため、今年も燃えるような色合いで統一されている。開会式の服装は、深いワインレッドのシングルブレストブレザーに同色のボタンがあしらわれ、チームスペインのオリンピックの公式パッチがあしらわれている。男性選手は、クリーム色のズボンの下にボタンアップシャツを着用し、女性選手は、同じボタンアップシャツの下に、赤、黄色、オレンジ、白の色合いが組み合わせられた、サンレイプリーツ・スカートを着用。すべてのウェアはリサイクル素材のポリエステルやオーガニックコットンなど、持続可能な素材を使用している」
8:韓国代表
「デザインはノースフェイス。アジアのエンタテインメントの巨頭、韓国は、豪華な衣装を着こなす術を心得ている。その最たるものがジャケットで、高級感と深みのあるブルーから始まり、裾に向かって真っ白になっていく。韓国の伝統的な水墨画にインスパイアされたというこのジャケットは、黒のパンツと対照的な赤のベルトで組み合わせている。このコレクションでは16種類ものアイテムがリサイクル素材から作られ、冷却、撥水、軽量の機能が強化された」
7:オーストラリア代表
「デザインはスポーツクラフト。セーヌ川でエメラルド色の衣装を身にまとった選手を見かけたら、それは豪州代表に間違いない。セレモニー衣装は、格調高く、それでいて親しみやすく、気取らない感性が印象的だ。ゴールドのボタンが付いたゆったりとしたシングルブレストのブレザーを身にまとい、内ポケットの裏地には、過去301人のオーストラリア人オリンピックチャンピオンの名前と、オーストラリアのオリンピック宣誓が控えめに刺繍されている。男性用にはクリーム色のショートパンツが、女性用にはグリーン、イエロー、ホワイトのグラデーションが施されたサンレイプリーツのスカートを用意。男性用にはアクセサリー用のベルトが、女性用にはクロスボディバッグと色違いのスカーフが用意されている」
6:タイ代表
「デザインはグランドスポーツ。青と赤を基調とした衣装は、ジップアップジャケットにダークカラーのスウェットパンツと白のスニーカーを組み合わせたものとなる予定。ジャケットの肩のディテールは特に興味深く、袖と一体化したスカラップモチーフが特徴で、背中には大文字で国名が刺繍されている。また有史以前からの歴史を持つ、バン・チェンの遺産をモチーフにした装飾が施されている」
5:イギリス代表
「デザインはベン・シャーマン(3年連続)。同ブランドとのコラボで生まれたモチーフは、イギリスを構成する4つの国を象徴する花々を組み合わせた斬新なロゴだ。(イングランドはイングリッシュローズ、スコットランドはアザミ、ウェールズはスイセン、アイルランドはシャムロック)同ロゴはユニオンジャックをあしらったポロシャツとボンバージャケットに施されている。またオックスフォードパンツと、ハッピーソックスを着用する」
4:日本代表
「デザインはアシックス。今回は、パフォーマンスと持続可能性を追及。ポディウムジャケットには、アシックス独自の動きに応じて開閉するメッシュ素材を戦略的な部分に配置し、着用時の湿度を下げ、通気性を向上させた。また製造にはリサイクル素材を使用し、生産ラインでは再生可能エネルギーを使用。温室効果ガスの排出量を約34%削減した。さらに今年は朝焼けで空が染まる「パリの日の出」の力強さや暖かさを表現し、日本伝統の吉祥模様である『矢絣』に着想を得た、決意と強さを表すYAGASURIグラフィックとマッチしている」
3:カナダ代表
「デザインはルルレモン。開会式はカナダ国旗のメープルリーフがデザインされたコンバーチブルジャケットとパンツ。閉会式は、ウィスラー拠点の先住民クリー族のアーティストがオーロラにインスピレーションを得てデザインしたユニークなプリントが施されている。またセーヌ川沿いでの開会式や閉会式に合わせ、天候にも対応。パッカブルポンチョは使わないときはカンガルーポーチに収納でき、ジャガード織りのボンバージャケットは取り外してバックパックのストラップにかけることができる」
2:フランス代表
「デザインはベルルッティ。パリの街並みや歴史に名を刻むモニュメントを背景に、男性は、国旗の3色をイメージしたワインレッド、ホワイト、セルリアンの深いグラデーションが印象的なラペルのシングルブレスト・ネイビーブレザー。一方、レディースは、同じラペルのディテールのベストが用意され、パンツか、膝上丈のサテンスカートと組み合わせることができる。同高級ブランドのスーツに身を包んだフランス選手団が、より洗練された華やかさを演出することだろう」
1:アメリカ代表
「デザインはラルフ・ローレン。同ブランドが手掛けたパリの開会式の衣装は、アメリカ東海岸にインスパイアされたアメリカン・プレッピーな感覚を忠実に再現。国旗の白と赤のボーダーで縁取られたシングルブレストのネイビーブレザーには、レーベルを象徴する1頭のポロホースと五輪チームの記章のパッチがあしらわれている。閉会式では、ボンバージャケットに、USAの文字が太字で刺繍されたジーンズを合わせたオールホワイトのルックに変わる」
構成●THE DIGEST編集部
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