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エアコン未設置の選手村に“自費”で設置、体操代表監督は「多くのメンバーはエアコンが無かったら大変だった」【パリ五輪】

THE DIGEST編集部

2024.07.23

扇風機は備えられている様子が確認できる選手村の部屋。(C)Getty Images

 現地7月26日に開幕式が行われるパリ五輪の選手村には環境への配慮のためエアコンが設置されないことを受け、日本オリンピック委員会(JOC)は独自に簡易エアコンの設置を進めている。真夏の開催とあって、TEAM JAPANの中からはエアコン設置が無ければ大変だったという声も上がっているという。

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 「史上最もサスティナブルな大会」を掲げている今回の五輪では、選手村にエアコンを設置しておらず、大会組織委員会によると、地下水を利用した床下冷房を採用することで室温を23~26度に保つことができるという。そのため、エアコンの設置などは各国が自費で行うことになっているが、近年はパリでも40度を超える猛暑に襲われることもあるため、選手の体調が不安視されていた。

 体操男子日本代表の水鳥寿思監督は7月21日にX(旧Twitter)を更新。「選手村にエアコンがない件でTEAM JAPANとして選手団のコンディションを考慮し各部屋に簡易エアコンを設置いただいています。体感として、普段からあまり冷房をつけない僕はなくても大丈夫ですが多くのメンバーはこのエアコンがなかったら大変そうでした。準備いただきありがとうございます」との文言とともに設置された簡易エアコンの画像を公開した。

 この投稿を見たファンからは、
「使うかどうかは選手に任せるとしても必要は必要」
「エアコンないのはどう考えても異常」
「環境問題も大事だけど健康第一だからなあ」
とJOCの判断を尊重する意見が並んだ。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】選手村に独自に設置したエアコンをチェック
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