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【パリ五輪】バドミントン日本勢が好発進!女子複は“ナガマツ”ペア、単は山口茜がストレートで勝利を挙げる

THE DIGEST編集部

2024.07.28

女子ダブルス世界6位の永原/松本(写真上)、シングルス6位の山口(写真下)が予選ラウンドで白星スタートを切った。(C)Getty Images

 開幕したパリ五輪でメダルを狙うバドミントン日本勢が好発進した。

 バドミントン競技は現地7月27日に開幕し、ポルト・ドゥ・ラ・シャペル・アリーナで、各種目の予選ラウンドがスタート。シングルスは各グループ上位1名、ダブルスは上位2ペアが決勝トーナメントへ進出する。

 日本勢の先陣を切ったのは世界ランキング6位の永原和可那/松本麻佑(北都銀行)ペア。女子ダブルスのグループAで、東京五輪金メダルのアプリヤニ・ラハユとシチ・ファディア・ラマドハンチが組むインドネシアの同9位ペアに24-22、21-15のストレート勝ちを収めた。

 グループAは同1位の中国ペアも同居する激戦区だが、東京五輪で準々決勝敗退に終わったナガマツペアは、「いい緊張感で臨めた」(永原)とその経験を生かしてみせた。

 グループCでは、五輪初出場で同4位の志田千陽/松山奈未(再春館製薬所)ペアが、同24位のオーストラリアのペアを21-18、21-14で下す好発進。第1ゲームこそ序盤にリードを許したが、持ち味を発揮した第2ゲームでは終始優位に立って危なげなく勝利している。
 
 また女子シングルスのグループCでは、同6位の山口茜(再春館製薬所)が同43位でミャンマーのテッテター・トゥザに21-12、21-10で勝利し白星スタート。第1ゲームでは10連続得点を記録するなど快勝だった。

 一方、男子ダブルスのグループDでは、五輪初出場で同6位の保木卓朗/小林優吾(トナミ運輸)ペアは、李洋/王齊麟の東京五輪金メダルペアと対戦。第1ゲームを16-21、第2ゲームを10-21で落とし、ストレート負けを喫している。

 グループDには、同2位のデンマークペア、同9位の中国ペアもいるうえ、追加出場のフランスペアも加えた5組で上位2位を争う唯一のグループ(他グループは4組で上位2位を争う)。厳しい組み合わせだが、日本男子種目初のメダル獲得へ向け戦いは続く。

構成●THE DIGEST編集部

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