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格闘技・プロレス

「落ちたのは完全に『待て』の後でしょ!」永山竜樹が泣いた"不可解判定"に柔道元日本代表が言及「ジュリー(審判委員)は何も思わなかったのか」【パリ五輪】

THE DIGEST編集部

2024.07.29

パリ五輪柔道男子60キロ級の日本代表・永山(左)とスペイン代表のフランシスコ・ガルリゴス(右)。(C) Getty Images

パリ五輪柔道男子60キロ級の日本代表・永山(左)とスペイン代表のフランシスコ・ガルリゴス(右)。(C) Getty Images

 パリ五輪柔道男子60キロ級の準々決勝で、日本代表の永山竜樹(世界ランキング6位)はスペイン代表のフランシスコ・ガルリゴス(同4位)と対戦。永山は「片手絞め」で一本負けを喫したが、その際の不可解な判定が物議を醸した。反響は止まず、「柔道界の画伯」こと柔道元日本代表でモルドバ代表コーチを務めていた石川裕紀氏が私見を述べた。

 永山がガルリゴスの寝技に耐えるなか、主審のエリザベス・ゴンザレス氏(メキシコ)から「待て!」がかかる。ここで永山は力を緩めたが、その際にガルリゴスがさらに畳み掛けるように絞め技を続け、永山は失神。この場面、審判の「待て」があったにもかかわらず「一本」と認定したことが事の発端だ。この判定に納得がいかない永山はガルリゴスとの握手を拒否し、約3分間に渡って畳を降りずに抗議の意思も示したが、その後判定が覆ることはなかった。

 結果として永山は敗者復活戦を勝ち抜き銅メダルを獲得。準決勝で敗れたガルリゴスも3位決定戦で勝利し、両者ともに表彰台に並んだ。
 
 これに対し、「柔道界の画伯」こと柔道元日本代表でモルドバ代表コーチを務めていた石川裕紀氏が自身のXを更新。「改めて永山選手の試合見たけど、落ちたのは完全に『待て』の後でしょ!主審が相手の勝ちにしてたのは仕方ないにしても、ジュリー(審判委員)は何も思わなかったのかな」と綴り、“審判の監視”にも不信感を露わにした。

構成●THE DIGEST編集部

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